キー・ウェストの旅 1
マイアミ・ビーチからキー・ウェストへ、フロリダ半島を南下する。
マイアミの西南にはエバーグレース国立公園が広がっている。湿地帯から、やがて海水が混じってくるのだろうマングローブの林が道路の左右に見えてくる。
マイアミのビスケーン湾から最西端のキー・ウェスト島まで、およそ50の珊瑚礁の島々が連なっている。フロリダ・キーズと呼ばれるそれらの島々を、43の橋(オーバーシーズ・ハイウェイ)が結んでいる。
海のなかを一直線にどこまでも走る橋を初めて見たのは映画『キー・ラーゴ』(1948)でだったと思う。
キー・ラーゴはフロリダ・キーズのなかでいちばん本土寄りの島。映画はこの島を舞台にしたギャングもので、ハンフリー・ボガートとローレン・バコールが主演する、素敵な作品だった。20年くらい前に見たきりだけど、オーバーシーズ・ハイウェイを疾走する1台の車を上空から撮影した長いカットがオープニングだったと記憶する。
43本の橋のなかでいちばん長いのがセブンマイルズ・ブリッジと呼ばれる、文字通り7マイル(11キロ)の橋だ。新旧2本の橋がかかっていて、こちらは昔、鉄道が走っていた古い橋で、途中まで歩くことができる。左が現在使われている橋。
セブンマイルズ・ブリッジ。右がメキシコ湾、左が大西洋。海の上を突っ走る爽快感が応えられない。
フロリダ・キーズの終点、キー・ウェストはアメリカ合衆国の最南端に位置する小さな島。さっそく港へ行ってみる。
このトラックは港近くの土産物店のディスプレー。
南の島だけに緑が色濃い。
島にはたくさんのニワトリが放し飼いされており、道路を我がもの顔で歩いている。
キー・ウェスト最大の「名物」は夕陽。この日はあいにく雲がかかって、きれいな夕陽は拝めなかった。「夕陽見物」の名所、マロリー・スクエアにはたくさんの観光客が集まり、大道芸人がいろんな芸を披露している。
日没後、空が赤く染まった。
夜のデュバル・ストリート。バーやレストランが集まり、遅くまで賑わっている。
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