チャック・マンジョーネを聴く
チャック・マンジョーネはフュージョン系のミュージシャンで、ちゃんと聴いたことはない。
でも何曲目かで「自分の大好きなディジーとマイルスのために」と言って自作の「ディジー=マイルス」を、フリューゲル・ホーンにミュートをつけて吹きはじめたときにはうなった。うーん、さすがにストレート・アヘッドなジャズをやらせてもすごいな。
マイルス・デイビスのミュートを思わせるテーマだけど、マイルスのように重く鋭くはない(トランペットでなくフリューゲル・ホーンのせいもある)。マイルスの訥々とした内省的な音づかいとはかなり違う印象(先週、エディ・ヘンダーソンを聴いたけど、彼こそマイルスの音だった)。
チャックの音は彼のもう一人のアイドル、ディジー・ガレスピーに近い。明るく弾んでいて、スタイリッシュな心地よさにあふれている。アドリブになるといよいよそれがはっきりして、うむ、彼のアイドルはやっぱりディジーなんだな。
エディ・ヘンダーソンが現代的なマイルスだとすれば、チャック・マンジョーネは現代的なディジーとでも言ったらいいのか。
バンドはキーボード、ベース、ドラムスにギター、サックス(フルート)の6人編成。さすがに皆すご腕。
ヒット曲「フィールズ・ソー・グッド」はじめ、ラテン・フレーバーにあふれた楽しいナンバーを1時間半、たっぷり聴かせてくれた。
| 固定リンク
「ジャズ」カテゴリの記事
- ヴィクター・ルイスを聴く(2008.07.27)
- チャック・マンジョーネを聴く(2008.07.22)
- タバキン=秋吉カルテットを聴く(2008.07.05)
- アーマッド・ジャマルを聴く(2008.05.15)
- レジーナ・カーターを聴く(2008.05.12)



コメント
出ましたね。チャック・マンジョーネ。懐かしい!!!
Feel so goodでヒット・チャートにのってしまって、Jazzという分野での活躍というより、メンバーの超絶技法の方にどうしても目が行ってしまう(耳か)。それでも楽しいJazzですね。
投稿: 正 | 2008年7月22日 (火) 22時54分
こんな記事を読んでいるとワクワクしますね。明後日には、NYです。5年ぶり、3度目になります。
これまでNYの5ヶ所のジャズクラブには行きましたが、今度はどこに行こうかなと思っています。娘に「ヴィレッジ・ヴォイス」を手に入れておくように言っています。どんなライブが聴けるのか、楽しみです。
投稿: TO | 2008年7月23日 (水) 04時31分
>正さま
僕は「フィール・ソー・グッド」しか記憶になかったけど、やっぱりすごい。4ビートとは別の面白さ、楽しさがありますね。
>TOさま
存分に楽しんでください。夏は各種フェスティバルがあって、そちらも要チェックです。少し足を伸ばすと、今年のニューポートはロリンズ、ウェイン・ショーター、ハービー・ハンコック、アレサ・フランクリンと超豪華メンバーです。
投稿: 雄 | 2008年7月23日 (水) 08時27分