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2008年6月27日 (金)

うまくいかない日

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(ウェスト・ヴィレッジの公園で)

先週から第7回ニューヨーク・アジア映画祭が開かれている。もっとも日本映画が半分近く、『サッド・ヴァケーション』『オールウェイズ 3丁目の夕日 2』『靖国』など20本以上が上映される。

小生は香港ノワールのジョニー・トー監督の2本に目をつけた。のだけれど、これがどうにも嫌われつづけているんですね。

3日前にワイ・カーファイ監督との共同監督作品『マッド・ディテクティブ(Mad Detective)』を見にいったときは時間を間違えてしまい、仕方なくその時間にやっていた韓国映画『ハッピネス(Happiness)』(ホ・ジノ監督)を見た。

ホ監督のデビュー作『8月のクリスマス』は、それまでの情念たっぷりの韓国映画から切れたしゃれた映画で、今の韓国映画全盛のきっかけをつくった作品だったけど、この新作では『8月』にもあった「難病もの」の要素が全開。アルコール依存症の男と心臓に病気を持つ女の恋愛もので、都会の退廃対田舎の淳朴といった図式もやや鼻につき、あんまり楽しめなかった。

で、今日はジョニー・トー監督のもう1本、『スパロウ(Sparrow)』に行ったら、今度はソールド・アウトで見られず。『ハッピネス』ががらがらだったので、油断して開演20分前に行ったのが失敗だった。ニューヨークでもやはりジョニー・トーはカルト的な人気があるものと見える。去年は『エグザイルド(放逐)』も公開されているし。

『スパロウ』はもう1回上映予定があるけど、その日は友人とディナーの予定を入れてしまった。うーん、どうするか。悩みます。

上の写真は、ソールド・アウトでがっかりし、そばの公園のベンチに座り込んで撮ったもの。

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(ニューヨーク大学前で)

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