ブルックリンの朧満月
14階(といっても「13」階がないので、本当は13階)のアパートの窓から外を見ると、満月が浮かんでいた。雨上がりで、朧ににじんだ月が筋雲を照らしている。
右側のビルは元ウィリアムズバーグ貯蓄銀行で、20世紀初頭に建てられたブルックリンでいちばん高いビル。てっぺんの時計台と尖塔のデザインが素敵で、ニューヨークの名建築のひとつに数えられている。
最近、全館が高級コンドミニアムに改装され、数カ月前から入居が始まった。ブルックリンの「ジェントリフィケーション(高級化)」を象徴する建物。
私が住むアパートと通りを隔てた一角でも、大規模なショッピング・モールとコンドミニアムの建設が始まった。アパートの裏手にも2つのコンドミニアムが建設中で、「5年後に来たら、風景がまったく違っていて驚くよ」と、同じアパートに住むRさん。
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コメント
うちの近所でも最近 この"Gentrification" が色々な意味で問題になっています。
Gentrificationとは単純に高級化ということではなく、外から裕福な人達が移動してきたことによって物価が上昇し元々そこに住んでいた人達や貧困層が環境の変化によって追い出されてしまうというと深刻な問題と私は理解しています。被害者意識を持った黒人による嫌がらせ的犯罪も増大していますし、、。
投稿: yucca | 2008年5月21日 (水) 21時28分
ジェントリフィケーションの負の部分は確かに深刻ですね。ハーレムの「ジェントリフィケーション」など、その典型でしょうか。「いずれハーレムはヤッピーに占領されて、アフリカ系は住めなくなってしまう」というのも、あながち冗談ではないのかもしれません。
ニューヨークの歴史を読んでいると、限られた土地の「再開発」と「ジェントリフィケーション」で貧困層が郊外へ郊外へと移動を強いられることの繰り返しのように思えてきます。
投稿: 雄 | 2008年5月22日 (木) 05時14分