ロングアイランドのライブ
Hさん夫妻がロングアイランドのレストランでライブをするというので、車に同乗して連れていってもらう。
ロングアイランドはニューヨークの東に広がる東西に細長い島。西端は市内のブルックリン区とクイーンズ区で、その東には一軒家が連なる典型的な郊外住宅地が広がる。島の先端にある岬のあたりは、フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』の舞台でもある。
土曜の夕方、ロングアイランド・エクスプレス・ウェイは混んでいる。週末の午後をマンハッタンで過ごして帰る車、あるいは岬の別荘で過ごしたり、海を見ながらディナーを楽しもうと出かける車も多いのかもしれない。
ライブのあるレストランは、島の北側にある小さな町、ハンチントンのはずれにある。ブルックリンから1時間半ほどのドライブ。
ヴォーカリストHさんの夫でギタリストのRさんは、運転しながらもあまり機嫌がよくない。今日のライブはジャズ・クラブではなくレストランだから、客は音楽を聞きにくるわけではない。いわばBGMのための演奏で、聞きやすい音が求められる。自分がやりたいスタイルは封印しなければならない。
以前にもロングアイランドのライブに連れていってもらったことがあるけれど、そこと同じで、このレストランPIER441も客は白人だけだった。若いカップル、子供連れ、おじいちゃんから孫まで一家で来ている客、老夫婦。みなカジュアルな格好で夕食を楽しみに来ている。
(窓の外に広がる湖)
以前はメキシコ料理の店だったのを、シーフード料理の店として新装オープンして1カ月足らず。湖に面したテーブルは満員だ。脇のバーで食前のアルコールを楽しんでいるカップルもいる。
Rさんたちは、オーナーの希望通り静かなバラードやポップスを演奏して客を楽しませている。何組かは音楽に静かに耳を傾け、拍手もしてくれた。
演奏も最後に近く、セロニアス・モンクの曲をさりげなく弾きはじめたのは、Rさんの「仕掛け」だったのか。終わってから「モンクはよかったよ」と誉めたら、深夜のフリーウェイでハンドルを切りながら「ふふん」と言っただけだったけれど。
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コメント
ピア441、素敵なレストランですね♪
行ってみたいなあ。音楽が素晴らしいのはもちろんでしたが、お食事はいかがでしたか?
日本はこのところ台風つづきで荒れた天気の日が多いんです。今日も暴風雨で、着る服に困ってしまいます。
せっかくの5月の爽やかな薫風が長続きしないのは残念ですが、ま、初夏の公園で手を繋いでデートできる相手のいない私には関係ないかな?なんて♪(笑い)。
投稿: 鮎 | 2008年5月19日 (月) 22時32分
私はロブスターを奮発しましたが、小振りで身がしまっていて、いい味でした。ボイルしたものを、溶かしたバターでいただきます。つけあわせのきぬさや炒めとピラフも日本人好みでした。
こちらも昨日から季節が半月ほど戻ったみたいに涼しくなっています。今週いっぱいこの気候が続きそうなので、あわてて春先の厚手のジャケットを引っ張り出しました。
投稿: 雄 | 2008年5月20日 (火) 05時01分
ロングアイランドは圧倒的に白人が多いところですね。
1900年代初頭にうちの近所に住んでいたブルックリンのお金持ちも夏になると避暑にロングアイランドの別宅で過ごすというのが流行ったこともあって、(Brooklyn Eagleという歴史ある新聞のアーカイブをみると、夏はどこそこの誰それ夫妻がいつからいつまでロングアイランドで過ごします。というお知らせ?記事が延々並んでいたりします。)その後リタイアしたお金持ちなどから白人コミュニティが広がったとか。
確かに同じNYとは思えないほど広い敷地を持つ立派な一軒家が沢山あったりしますよね。
投稿: yucca | 2008年5月21日 (水) 21時15分
来たばかりのころ、ロングビーチへ連れて行ってもらいましたが、昔の映画やテレビで見た白人家族の世界がそのまま残っていると感じました。一度行ってみようと思っているのですが、イースト・ハンプトンあたりもすごいらしいですね。
投稿: 雄 | 2008年5月22日 (木) 05時04分