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2008年2月 6日 (水)

スーパー・チューズデー

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あるアメリカ人が、こんなに面白い大統領選は久しぶりだと言っていた。

民主党では、エドワード・ケネディ上院議員がオバマ支持を表明して以来、オバマの勢いが本命クリントンを飲み込もうとしているように見える。

エドワードだけでなく、彼の息子パトリック・ケネディ下院議員、故ジョン・F・ケネディ大統領の娘キャロラインに続いて、大統領の姪で、共和党(!)のシュワルツネッガー・カリフォルニア州知事夫人であるマリア・シュライバーまでがオバマ支持を明らかにした。ケネディ家の支持は、元大統領のイメージに自分を重ねたいオバマにとっては願ってもないことだろう。

俳優のロバート・デ・ニーロも、今まで政治的立場を明らかにしたことはないが、と前置きしてオバマ支持を公言した。

午後6時から始まったCNN特番の出口調査を見ていると、20代、30代の若い世代とアフリカ系(当然だけど)のオバマ支持が際立っている。

若い世代を中心に「変化」を望む声は、今のところ2大政党の一方で多数を形成できるかを争っている段階で、単純化すればアメリカの4分の1の声にすぎない。でもこの動きが広がって、民主党の大統領候補になり、さらに初のアフリカ系大統領実現にまで結びつくのかどうか。それが(僕にとっては)この選挙のいちばん興味深いところだ。

数年前のテレビ・ムーヴィー『24』で大統領がアフリカ系に設定されていたのは架空のお話だったけど、それが本当に実現するかもしれないところまで時代は動いている。

午後11時すぎ。今、カリフォルニアの開票が始まったところで、クリントン優勢が伝えられた。出口調査では、ラテン系とアジア系のクリントン支持(というより反オバマでしょうね)が目立つ。

クリントンはニューヨーク、ニュージャージー、マサチューセッツと東部の重要な州を押さえ、カリフォルニアでも勝つとなると、けっこうな数の代議員を獲得できる。もっとも、今のところオバマもクリントンより多い9州を押さえているから(6日0時現在)、スーパー・チューズデーは引き分けということになるのか。

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支持者の前に登場したヒラリー・クリントンも、緒戦で苦戦していたころの感情が表に出る切迫した演説に比べると、余裕の表情。オバマは相変わらず見事な演説で、最後は例によって会場が「Yes, we can」の大合唱になったけど、表情はちょっと硬いように思える。

いずれにしても、決着はまだ先になりそうだ。

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