January 18, 2020

鬼海弘雄「や・ちまた」展へ

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病院で検査を受けた後、渋谷へ出て鬼海弘雄「や・ちまた」展(渋谷・NANZUKA、~1月26日)へ。浅草で、歩いている人に声をかけて撮ったポートレート。以前に写真集で見た作品もあり、はじめての作品もある。浅草には銀座とも渋谷とも違う、さまざまな人が集まってくる。被写体となった人の人生を想像して、どの写真の前でもしばし佇んでしまう。それだけの力を持った写真。

鬼海さんは体調を崩していると聞いた。回復を祈りたい。

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December 25, 2019

竹橋の近美へ

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NHKの日曜美術館で奈良原一高の特集を見ていたら、竹橋の近代美術館で彼の処女作「無国籍地」が展示されているのを知った。20年近く前、東京都写真美術館の奈良原展で何点か見た記憶はあるけど、よく覚えてない。先日、世田谷美術館で奈良原のスペインの写真に感激したばかりだったので、もう一度見たいと出かけた。

戦後、廃墟となった軍需工場の写真。といっても、その社会的意味でなく、抽象化され造形化された空虚。でも、それが奈良原にとっての戦争と戦後の意味だったと分かる。「無国籍地」というタイトルも暗示的だ。

同じフロアでは、美術史を専攻する大学院生だった奈良原が傾倒した河原温の作品や、藤田嗣治の戦争画「〇〇部隊の死闘──ニューギニア戦線」も展示されている。常設展なので、65歳以上は無料。これはありがたい。

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December 13, 2019

ご近所で忘年会

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ご近所と忘年会。この四家族で年に一度会うことを三十年以上つづけている。現役の洋画家と日本画家、元都市銀行幹部と小生。洋画家の娘でセビリア在住、今は舞踏家のMちゃんが一家で帰ってきて飛び入り参加。久しぶりに赤ワインをグラス一杯だけ飲む。

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December 08, 2019

さいたま国際マラソン

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暖かな日差しに誘われて昼前に散歩に出、今日がさいたま国際マラソンだったことに気づいた。近くの中山道(国道17号)がコースになっていて、ボランティアが通行人を誘導したり飲みものを用意したりしている。38キロ付近。観客もそれなりに集まっている。

しばらく道路脇でながめていたら、ぱらぱらと拍手が起こりアフリカ系女性ランナーが一人、独走状態で走ってきた。つづいてアフリカ系ランナー、白人のランナー。そのあと、しばらく待っても誰も来ない。しびれをきらして近くのスーパーで買い物をすませブック・カフェに入って本を読んだ。1時間ほどして、もうマラソンも終わってるだろうなと思って外へ出たら市民ランナーは今が盛り。続々とやってくる。

僕も市民ランナーだったのは35年前。ハーフマラソンまで走ったことがある。その報いか膝はがたがた、そのうえ病後の身で筋力が衰え、下半身はしびれてる。楽しみつつてれてれ走る彼らがまぶしく見えた。

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December 07, 2019

コートールド美術館展へ

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友人と会ったあと、『読まれなかった小説』というトルコ映画を見ようと思ったら今日から上映時間が変わっていた。仕方ないので上野へ行き、こちらも気になっていた「コートールド美術館展」(東京都美術館・~12月15日)へ。

印象派とポスト印象派の60点ほどが展示されている。もともと個人コレクションで、現在はロンドンの美術研究機関付属の美術館からの選りすぐり。有名なのはマネの「フォリー=ベルジュールのバー」やドガの「舞台上の二人の踊り子」といったところで、教科書なんかでおなじみの作品。研究機関らしく「画家の言葉から読み解く」「時代背景から読みとく」「素材・技法から読み解く」と三つのパートにわけて、モネ、セザンヌ、ゴッホ、マネ、ルソー、ルノワール、ゴーガンなどが展示されている。印象派のやったことの意味がよく分かった。「フォリー=ベルジュールのバー」には見惚れてしまう。絵にはリアリズムと合理では説明のつかない点がいくつもあり、それを読むと一層興味がふくらむ。

今日は昼から半日の外出だったためか、足先も痛くならなかった。

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December 05, 2019

世田谷美術館へ

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寛解の診断をもらったけれど、抗ガン剤の後遺症で足裏がしびれ、爪が割れやすくなっている。寒くなるにつれ症状が強くなって、寒い朝や長時間歩いたりすると足先が痛む。自然、遠出するのが億劫になる。

今日は暖かかったので、病院帰りに世田谷美術館へ回って「奈良原一高のスペイン──約束の旅」展(~20年1月26日)。1960年代、30歳そこそこの奈良原によって撮影されたもの。いま見ても鮮烈。印刷でしか知らなかった作品を新しいプリントで見ることができる。

ひとまわり見て足が痛くなったので、館内のカフェで紅茶と洋梨のタルトでひと休み。窓の外のテラスは初冬の陽射し。室内にはアコーデォインの「シェルブールの雨傘」が流れてる。生きる歓びに満ちたフィエスタ。生と死が隣り合った闘牛。いま見てきた写真を思い出して、こういう時間をもてる幸せを味わう。

 

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December 03, 2019

一美を悼む

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新宿ゴールデン街時代の飲み仲間である一美が亡くなった。一年ほど前に倒れ、意識が戻らないまま闘病生活をつづけていたが、11月24日、家族に見守られて旅立った。

一美とひんぱんに会っていたのは40年以上前。たいていゴールデン街の「ちろりん村」で会い、仲間と映画や演劇や小説の話で盛り上がった。アングラ芝居や神代辰巳の映画やラグビー早明戦を一緒に見に行ったこともある。鋭い感受性をもち、独特の身ぶりやしゃべり方に1970年代の空気を全身にまとった女性だった。

その後、彼女はご主人と沖縄に移り住んだ。那覇でタウン誌の編集にかかわり、ときどき頼まれて映画の紹介を書いたこともある。その原稿料がわりにともらった金城次郎の徳利と盃は、いまも食器棚に飾ってある。

沖縄から戻った彼女は、実家のある静岡県にご主人と住んだ。それから彼女と会ったのは数度。店を閉めた「ちろりん村」のMさんを中心に花見と忘年会があって、そこでたまに顔を合わせる程度だった。

今日、机を整理していたら、二年前に彼女からもらった葉書が出てきた。追悼の思いをこめて、それを書き写す。

「ご本拝受いたしました。お礼が遅くなり申し訳ありません。現役でご活躍うらやましい限りです。健ちゃん、平地さん、なつかしい名前。チャンドラー、末永史、モンク、みんな記憶の底に沈んでる。東京の喧騒から遠く、七〇、八〇才のジジイ仲間と家庭菜園の日々です。今年の忘年会には参加できるかな?」

 

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August 28, 2019

ボルタンスキー展へ

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今日は雨で気温も30度を切る。病院に行くたび、帰りに寄ろうと思いつつ暑さにめげてあきらめたボルタンスキー展(国立新美術館、~9月2日)にようやく行ってきた。展覧会に行くのは病気になって2度目。混雑しそうな展覧会は避けていたが、これはゆったり見ることができた。

薄い布にプリントされ微風に揺れる、モノクロームでおぼろげな、人の顔・顔・顔。アウシュビッツを連想してしまう、山と積まれた黒い服。死の匂いに満ち満ちていて、黄泉の国をひとめぐりしてきたような気がした。

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August 22, 2019

今日の収穫

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雨が降ったり、孫が来たり、友人と会ったり、4日ほど畑をさぼったていたら、今日はこれだけの収穫。小さなゴーヤの実がいくつもあって、初収穫は遅かったけど夏も終わろうかというこれからたくさん採れそうだ。

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August 18, 2019

ゴーヤの初収穫

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今年はじめてのゴーヤの収穫。今年は種蒔きが遅れ、おまけに長雨で生育が悪く、梅雨が明けて急激に伸びたが雄花ばかりで雌花が咲かず、例年より一月遅れでようやく実が大きくなった。わが家ではチャンプルーよりも糠漬けやサラダで食することが多い。

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