March 09, 2017

岡井輝雄(耀毅)さんを悼む

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会社の先輩だった写真評論家、岡井輝雄(耀毅)さんが亡くなった。

岡井さんに初めて会ったのは1972年、週刊誌の編集部だった。岡井さんは副編集長、こちらは入社3年目でぺいぺいの部員。芸能欄や、読者から古い写真を募集し明治から現代までを家庭アルバムで構成する「わが家のこの一枚」などをデスクと部員として一緒に仕事した。仕事というより、個人的に興味あることを会社のお金でやらせてもらって楽しかった。熱血漢で「瞬間湯沸かし器」とか「カッカ」(閣下でなく、すぐカッカするから)と呼ばれていたが、仕事が終わるとよく飲んで、そうすると岡井さんは若き日の文学青年に戻った。

やがて岡井さんは月刊写真誌の編集長になった。十数年後、小生も同じ雑誌に行くことになったが、そのとき岡井さんはすでに会社を辞め写真評論に筆をふるっていた。写真関係の会合やパーティーで顔を合わせる機会がふえた。話し始めるとすぐに20年前に戻ることができる。最後に会ったとき、まだ書きたい本が2冊あると言っていた。合掌。


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February 20, 2017

鶴橋商店街

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大阪へ行ったとき、たいてい寄るのが鶴橋駅前のガード下の商店街。色鮮やかなチマ・チョゴリが並んでいる。30年以上前、この町で朝鮮語を習っていたとき、授業のあとたいていここを通って飲みに行っていたから、なんとも懐かしい。町はどんどん変わるのに、この商店街は観光客相手の店がちらほらできたほかは、ほとんど変わっていない。

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30年前から通っているなじみの店で、必ず買うのは岩のり。これを白いご飯に載せたり、酒の肴にすると至福。

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January 28, 2017

懐かしい映画館

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昔ふうの懐かしい映画館。伊勢佐木町の横浜ニュー・テアトル。もっとも、座席やスクリーン、音響装置は新しいもので快適だった。

ジョニー・トー『ホワイト・バレット』を見に、浦和から上野東京ラインに乗って。


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January 21, 2017

喫茶店のナポリタン

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いつもペペロンチーノでは飽きるので、今日は喫茶店のナポリタンに挑戦(というほどのことじゃないけど)。

トマトソースでなくケチャップをベースに、ウスターソース、バター、牛乳、砂糖などを入れるのが、あの懐かしい和風味の秘訣のようだ。学生時代にサテンでよく食べた味、ほぼ再現できました。


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January 16, 2017

霜柱立つ

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frost columns in my garden

このところ連日、朝起きると霜柱が立っている。

門の鍵を開け、新聞を取りに出るとき、サクサクと踏むのが楽しみ。


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January 03, 2017

明けましておめでとうございます

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good-luck arrow of the year of the cock

明けましておめでとうございます。

毎年の習慣で、浦和の氏神、調宮(つきのみや)に初詣して破魔矢を求め、神棚に。

昨年秋から家族の入院や仲間とやりはじめた仕事などもあり、ブログの更新がとどこおりがちです。
特に映画は見る本数も感想のアップも減ってしまいました。なんとか元に戻したいものです。

今年もよろしくおつきあいください。
皆さまの健康をお祈りします。


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November 24, 2016

雪の北浦和駅

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11月の雪は54年ぶりだそうだ。小生、高校生だったはずだけど記憶にない。午前10時半、重い牡丹雪が舞っているが、道路には積もっていない。電車も動いているようだ。


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November 18, 2016

工藤律子さんを祝う

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『マラス 暴力に支配される少年たち』で開高健ノンフィクション賞を受けた工藤律子さんを祝う会へ。選考委員の姜 尚中氏からお祝いの言葉をかけられる工藤さん。

彼女とは30年前に出会った。週刊誌の編集者をしていたとき、当時、学生だった工藤さんがメキシコのストリート・チルドレンを取材した原稿を持ち込んできた。新鮮だったので、3週にわたって掲載させてもらった。そのころからのつきあい。一貫した姿勢が素晴らしい。


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October 28, 2016

アカリ・ベーカリー

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my friend's bakery

ヨガ仲間が結婚して、去年12月に旦那さんと開業したベーカリーを訪れる。国立市のアカリ・ベーカリー。国立駅南口から線路沿いに西へ数分歩いたところにある。小さいけれど明るい光がたっぷり入る店。勤め帰りの女性が次々にやってくる。

店内には数十種類のパンと、ラスクなどの菓子が並べられている。ガラス窓を通してパンを焼いているところを見ることもできる。

旦那さんはホテルやレストランでパンを焼いてきたそうだ。クリームパンや本格的なバゲットもあるが、いちばん自信があり人気なのはアカリブレッド(食パン)。店名をデザインしたシールには「日々のパン」とあった。毎日食べるパンにこそ力を入れているということだろう。トーストにしてバターをつけると、しっとりした食感。パン本来の味がする。

コーヒー味のラスクも美味でした。わが家から遠いのが残念だなあ。


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September 25, 2016

一葉旧宅からロシア民謡の日

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walking around Hongo,Tokyo

雨のなか、本郷へ。仕事に関連して樋口一葉の旧宅跡を見にいった。本郷は起伏が多い。菊坂から一本裏へ入った菊坂下道。下道の反対側は鐙坂で両側が高くなっており、谷を走る道であることがわかる。江戸から明治初めにかけて、台地は武家や富裕層が住み、低地には細民が暮らしていた。菊坂下道は当時の地割りをそのまま残していて、人ひとりやっと通れる道や行き止まりの道もある。

下道から細い路地を入った奥に、一葉が住んだ旧居跡がある。階段を上ると鐙坂に通じている。手前の井戸は一葉も使ったものという。一葉はここに18歳から21歳まで住み、針仕事で家族を養いながら小説を書きはじめた。

ここから5分ほど歩いた西片町の崖下には、一葉が最後に住み結核で亡くなった旧居跡もある。谷底と崖下に住んだ一葉。そういう場所と一葉の小説とは深くつながっている。

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夜は本郷(元富士町)の喫茶店で「うたごえ喫茶ナイツ!」。

友人のソプラノ歌手、室井綾子さんはじめ、クラシック畑の声楽家5人の出演。みな「ロシア声楽曲研究会」のメンバーだそうで、ロシア語と日本語で「黒い瞳」「カリンカ」などおなじみの曲を歌う。

団塊に属する小生あたりが、時代現象としての「うたごえ喫茶」を体験したいちばん若い世代だろうか。大学に入りたてのころ、先輩に誘われて新宿の「ともしび」に行ったことがある。甘く物悲しい旋律のロシア民謡はよかったが、声をそろえて歌う雰囲気になじめなくてそれきり行かなかった。ロシア民謡をこんなにまとまって聞くのは、それ以来かも。

室井さんがひとりで歌った「モスクワ郊外の夕べ」はジャズでもときどき演奏されるけど、澄んだ歌声に感情がこもって聞きほれました。


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