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June 24, 2026

南三陸町・高野会館

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仙台駅からバスで90分、海岸の南三陸温泉を訪れた。南三陸町は東日本大震災の津波で死者行方不明者831人という大きな被害を出している。滞在する間、民間が管理する震災遺構、高野会館を訪れることができた。高野会館は海岸から200メートルほど、町のいちばん賑やかな一角にあった4階建ての結婚式場。当日は近隣の高齢者が集まり芸能発表会が開かれていた。地震発生とともに従業員を先頭に参加者、近隣住民は4階と屋上に避難。40分後に高さ15メートルの津波が繰り返し押し寄せた。3階のフロアに立つ人の胸くらいの高さまで津波が押し寄せた跡が残っている。屋上も30センチ浸水したが、ここで一夜を明かし、327人と犬2匹の生命が助かった。現在、草原のなかに立つ高野会館の外観はそのままだが、中に入ると津波の凄まじさを語る光景が広がっている。
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高野会館から嵩上げされた国道を挟んで、町が管理する震災遺構、旧防災対策庁舎の3階建ての骨組みだけが残っている。当日、ここから避難指示を流していた女性職員が津波に吞み込まれ犠牲になったことは悲しいニュースとして全国に伝えられた。

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June 20, 2026

『将軍の都の客人』

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エイミー・スタンリー『将軍の都の客人』(みすず書房)の感想をブック・ナビにアップしました。

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June 08, 2026

リーグワン・プレーオフ決勝

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ラグビー・リーグワンのプレーオフ決勝、神戸スティーラーズvsクボタ・スピアーズへ(6月8日、国立競技場)。リーグ戦で1位、3位になった上位チーム同士の対決で、5万人余のファンが集まった。双方とも強力な攻撃力を持ち、凄まじいフォワード戦。ボール争奪やゴールライン上の攻防は肉塊がぶつかりあう音が響く。オールブラックス3人を擁する神戸が、トップリーグ時代の神戸製鋼以来、久々の優勝でした。レタリックはじめ世界のトップ選手を間近に見られる至福。力対力のラグビーを堪能しました。

 

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June 06, 2026

渡辺貞夫75周年記念コンサート

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渡辺貞夫がデビュー75年を記念して全国でコンサートを開いている。この日は東京の第一生命ホール(6月5日)。18歳でプロとして演奏を始めて75年。93歳になるが休憩をはさんで2時間、ステージに立ったまま一度も引っ込まず吹きつづけた。年齢を重ねた管楽器奏者は音が小さく、弱くなりがちだけど、若いころの音とまったく変わらない。バックは小野塚晃(p)、三嶋大輝(b)、竹村一哲(ds)の若いトリオ。

前半は自らの歩んだ道を振り返るような、正統派ジャズ。2曲目はチャールス・ミンガス作曲の「ノスタルジア・イン・タイムズスクエア」。1962年に渡米したとき、すぐに連れていかれたジャズクラブにミンガスが出ていた。そこに飛び入りし、演奏したのがこの曲、と。いきなり出会ったのがミンガスだったのか。あるいは、この曲が好きだったといって演奏したのがフランク・シナトラの曲。ほかに「ステラ・バイ・スターライト」なんかも。目をつぶってバラードの柔らかな音色に耳を傾けていると、過去に彼の演奏を聞いたいろんな場面が思い出される。

渡辺貞夫を初めて聞いたのは1968年だった。大塚のジャズギャラリー8。ボサノバやバップ曲の合間に、短くビートルズの「イエスタデイ」をソロで吹いたのが忘れられない。菊地雅章(p)、稲葉国光(b)、渡辺文雄(ds)のバックだった。

後半は渡辺が大きな影響を受けたアントニオ・カルロス・ジョビンの曲と、アフリカのテイストも多い自作の曲。ヒット曲である「カリフォルニア・シャワー」や「モーニング・アイランド」をいつ演るのかと思っていたら、遂に吹かず。この歳でなお現役でありつづける姿勢を見た。最後は彼の原点を確認するようにビバップふうな曲。アンコールはピアノとのデュオでさらりと。

こっちも80歳近い高齢者で彼を聞く最後になるかもしれないと思ったら、渡辺貞夫のアルトがいっそう切なく聞こえました。

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