「在日クルド人」展
全国でいちばんクルド人住民が多い川口市で開かれている写真展「在日クルド人」に出かけた(~10月15日、川口市立アートギャラリー・アトリア)。鈴木雄介、Refik Tekin、上田惠利加の写真家3人の撮影で、クルド現地の人々と風景、今年2月のトルコ大地震による被害の様子、川口・蕨地区に住むクルド人の生活などが展示されている。
トルコ大地震(震源はクルド地域)以後、血縁を頼って川口に避難してくるクルド人が増えているという。言葉や文化が違えばトラブルが起きやすくなる。政府がきちんとした移民政策を取っていないこともあるが、なにより互いを知らないことが大きい。そこに橋を架け「共に暮らす社会を考える契機にしたい」というのが主催者の言(写真はクルドの新年を祝う祭)。
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