さきたま古墳公園へ
(稲荷山古墳から見た将軍山古墳)
稲荷山古墳は「ワカタケル(雄略天皇?)」の金文字のある鉄剣が出土したことで有名。その稲荷山古墳のある行田市のさきたま古墳公園に出かけた。以前、鉄剣が出土した後に来たことがあるから三十数年ぶり。当時は田んぼのなかだったと記憶するが、今は稲荷山はじめ10基の古墳が公園として整備されている。国宝の鉄剣はじめ出土品を展示した博物館もある。
園内は広い。まずは北半分、丸墓山古墳(円墳)と稲荷山古墳(前方後円墳)の墳丘に登り、将軍山古墳の石室内部を見学し、二子山古墳の周囲をひとまわりしてちょうど一時間。疲れたので、残りの古墳はあきらめて博物館へ。鉄剣はじめ稲荷山の出土品の多くが国宝に指定されている。朝鮮半島の出土品と共通していそうな馬具類が興味深かった。
ひと休みして、バスで忍城へ。さらに秩父鉄道行田市駅までぶらぶら。行田は明治から昭和前期にかけて足袋産業で賑わった。その足袋蔵がたくさん残されている。体力的に不安だったが、なんとか歩きとおせた半日の旅。
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