クルドの写真展
埼玉県の川口や蕨にはたくさんのクルド人が住んでいる。2000人と言われる、国内最大のクルド人居住地域。そのクルド人のことを知ってもらおうという地元での写真展「トルコから日本へ クルド人の今」を見てきた(~6月20日、Mギャラリー川口、048-254-8021)。狭い会場ながら、トルコでの民族衣装を着てのお祭り、街を破壊され避難する人びと、日本での暮らしが3つのパートに分かれて展示されている。撮影はRefik Tekin、鈴木雄介、横関一浩。在日クルド人の多くはトルコから迫害を逃れてきたのだが、難民申請して認定された人は現在まで一人もいない。法的にきわめて不安定な状態に置かれている。写真は、顔が写るのが危険ということで許可を得て会場の外から撮影。
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