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June 25, 2020

「写真と映像の物質性」展へ

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美術館・博物館がようやく開きはじめた。数カ月ぶりの美術館として、まずはご近所の埼玉県立近代美術館へ。わが家から歩いて10分。平日の午後、「写真と映像の物質性」というテーマからして混んでいるとは思えないし。まず入口を入ったところで手指の消毒、名前と連絡先を書き、検温という手続きを経てチケット売り場へと行く。会場は人がちらほら。


写真にも映像にも興味があるけど、出品者4人+1グループのうち、知ってる名前は横田大輔しかいなかった。「物質性」という現代美術寄りの企画。写真も映像も、何が写っているかというより、写ったものを加工し抽象化することで素材や手法を際立たせる。なかで、風景や人を数百枚連続撮影して貼り重ね、地形図の等高線のように刻んで立体的な画像を見せるNerhol(グラフィックデザイナーと彫刻家のデュオ)の展示が面白かった。好みとはちがうけど、久しぶりの美術館を楽しんだのでした。

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