高沼用水路へ
わが家は大宮台地の端にある。自宅から荒川方向へ歩くと、いくつかの上り下りがあって台地が終わり、広い低地に出る。かつては一面の水田だったが、今は埼京線が通って住宅地になっている。そこに3本の小さな川が流れている。最初に渡るのが、この高沼用水路。徳川吉宗の時代に新田開発のため掘削された、長さ10キロほどの用水路だ。ガキのころは、「一番川」と呼ぶここまで遊びにきて鮒釣りをしていた。今は灌漑用水としての役割はとうに終わり、遊歩道として整備されている。流れのなかを、50センチ近い鯉が何匹も泳いでいる。
今週は日照がほとんどなかった。久しぶりに太陽が顔をのぞかせたので、用水路を散歩。とはいえ気になるニュースを聞いてしまったので、気分はいまひとつ。
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