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March 05, 2019

与野の大カヤ

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この二日間、雨で散歩できなかったので、与野の大カヤまで歩く。北浦和駅前から埼大通りを荒川方向に向かい、東北新幹線のガードをくぐって右折。妙行寺金毘羅堂境内にある。往復70分ほど。

樹齢約1000年。応永年間(1400年前後)には関東随一の巨木として知られていた。樹高22メートル、根回り14メートル。1000年前といえば平安の世で、藤原道長が「この世をばわが世とぞ思ふ望月の 欠けたることもなしと思へば」と詠んで権勢をほしいままにした時代。それからずっと、この大カヤは(時に愚かな)人間の営みを見てきたことになる。

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