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March 09, 2017

岡井輝雄(耀毅)さんを悼む

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会社の先輩だった写真評論家、岡井輝雄(耀毅)さんが亡くなった。

岡井さんに初めて会ったのは1972年、週刊誌の編集部だった。岡井さんは副編集長、こちらは入社3年目でぺいぺいの部員。芸能欄や、読者から古い写真を募集し明治から現代までを家庭アルバムで構成する「わが家のこの一枚」などをデスクと部員として一緒に仕事した。仕事というより、個人的に興味あることを会社のお金でやらせてもらって楽しかった。熱血漢で「瞬間湯沸かし器」とか「カッカ」(閣下でなく、すぐカッカするから)と呼ばれていたが、仕事が終わるとよく飲んで、そうすると岡井さんは若き日の文学青年に戻った。

やがて岡井さんは月刊写真誌の編集長になった。十数年後、小生も同じ雑誌に行くことになったが、そのとき岡井さんはすでに会社を辞め写真評論に筆をふるっていた。写真関係の会合やパーティーで顔を合わせる機会がふえた。話し始めるとすぐに20年前に戻ることができる。最後に会ったとき、まだ書きたい本が2冊あると言っていた。合掌。


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