京都 八瀬から若冲展へ

from Yase to Jakuchu Exhibition in Kyoto
大阪でボランティアの用事があり、翌日は京都へ。
この季節の京都は何度も来てるけどたいてい仕事で、紅葉見物をしたことがない。そこで初めての八瀬へ行ってみることにした。叡山電車に乗ろうと出町柳駅へ行って驚いた。改札の外にずらっと人が並んでいる。外国人も多い。そうか。秋の京都はこんなに混んでいるのか。
八瀬比叡山口駅を降りて、もう一度びっくり。瑠璃光寺へ参拝するために、もっとたくさんの人が高野川沿いに並んでいる。行列は苦手。2時間待ちと聞いて、すぐ諦めた。近くの散策路を歩く。
比叡山七合目まで行くケーブルカーに乗る。運転しているのは若い女性で、「このへんの紅葉が見ごろです」とマイクで案内しながら。終点の七合目で降りると紅葉は終わっていた。
午後は京都市美術館の「若冲の京都 KYOTOの若冲」展へ。
若冲の作品は、大作や代表作が残された京都の寺ばかりでなく、町なかのいろんな家に多くの掛け軸が残されている。そうしたものを中心に、120点余を展示している。
男の子の出世を願う鯉の図や福の神である布袋の図など、似たような図柄もたくさんある。若冲は錦小路の青物問屋の旦那で、人から「男の子が生まれたので鯉の絵をよろしく」なんて頼まれると気軽に描いていたんだろう。大作のような凄みはないけど、さらっと描いて親しみやすく、でも筆遣いも構図も大胆な若冲を楽しめる。こういう展覧会が成り立つのも京都の懐の深さだろう。
夕方は宮川筋の知人を訪問。元お茶屋の建物だけあって、玄関前はいつも粋にされている。数年前に来たとき、若い舞妓に三味線の稽古をつけている場面に出会った。彼女が成人して芸妓になり、旦那をもったなんて、まったく縁のない花街の話を聞く。





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