カンナ・ヒロコを聞く
ニューヨーク在住のジャズ・シンガー、カンナ・ヒロコのライブを聞きに横浜へ(Bar Bar Bar、10月13日)。新しいCDの発売記念も兼ねたジャパン・ツアー。スタンダードの数々やブルース、ボサノバ。彼女の歌は若い頃から聞いてるけど、すっかり円熟して貫禄すら感ずる。はじめて聞いたアントニオ・カルロス・ジョビン「ウェーブ」がよかった。バックは嶋津健一トリオ。
8年前にニューヨークに滞在したとき、彼女にはすっかりお世話になった。ご主人のギタリスト、ラスともども、ブルックリンやハーレム、いろんなジャズ・クラブに連れて行ってもらった。今年の春、アメリカの市民権を取ったそうだ。
(追記)翌日も都内でのライブに行った(赤坂Tonalite)。この夜は若いノリ・オチアイ・トリオをバックに、5拍子の「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート」やウェイン・ショーターの曲に彼女が詞をつけた「フットプリンツ」など新しい試みが面白かった。
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