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May 12, 2016

鳴子温泉へ

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a trip to Naruko Spa

宮城県の鳴子温泉に行ってきた。東北新幹線・古川駅から山形県の新庄駅へ向かう陸羽東線沿線にある。標高470メートル尾ケ岳の山麓に広がる里山のなかの温泉。

泊まった宿には源泉がふたつある。これはふたつの源泉を混ぜた露天風呂。頭上の林のなかを時折、陸羽東線の2両連結の列車が通りすぎてゆく。

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源泉のひとつ霊泉湯A。 含石膏-重曹泉。薄っすらと黄土色のお湯に黒い湯花が混じっている。無味無臭。源泉は90度あるが、熱めとぬるめ二つの浴槽があって、ぬるめのお湯がちょうどいい。

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もうひとつの源泉、黄泉。 含塩化土類・石膏-重曹泉 。鉄分が含まれているのか、カーキ色の温泉。湯のなかで指をこすりあわせるとキュッキュとする感じ。湯上りの肌はすべすべしている。

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雨に降られっぱなしで、ひねもす宿でぐだぐだし、本を読む。持ってきたのは司馬遼太郎『尻啖え孫市』とコーマック・マッカーシー『ザ・ロード』。読み疲れて外を見ると新緑が目に痛い。

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雨が止んだので温泉街を散歩して、和洋菓子店兼カフェに入る。店にはエレキ・ベースが置いてあり、ビートルズ初期のヒット曲がかかっている。バンドが演奏している写真も飾ってある。やがて外出していた店主が帰ってきたので、「ベース、弾くんですか?」と聞くと、やおら楽器を取りあげビートルズに合わせて。「練習する時間がなくってね」。

東日本大震災の後は南三陸町でも演奏したそうだ。

震災直後は、鳴子温泉にもたくさんの人が避難してきた。カフェはたまり場になり、避難してきた人々が思いを吐き出す場になった。それが縁で支援のNPOを立ち上げたという。

そんな話をしたり、ビートルズの話をしたり、ジョージ・ハリソン1周忌コンサートのDVDを見せてもらったり、結局3時間近く長居してしまった。

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明治期の鳴子温泉郷の図。温泉神社そばに共同浴場「滝の湯」があり、行ってみたかったのだがあきらめる。

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昭和初期の温泉街。

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Comments

おやおや鳴子温泉にいったんですね。
お湯が濃かったでしょう。滝の湯に行かないなんて、もったいない。
ほかにも、早稲田のなんとかの湯とか、有名だったかな。どこに泊まったの。
鳴子はお湯は一流、宿は三流でしょう?

Posted by: aya | May 15, 2016 at 11:58 PM

お久しぶり。お元気ですか。

あはは、湯は一流、宿は三流って、その通りですね。でもカフェのマスターの話ではいい宿もあるとか。次に行くときは、そこと滝の湯がマストですね。

Posted by: 雄 | May 16, 2016 at 06:07 PM

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