国会前道路を自力で解放
今日は朝からボランティアの会議に出席し、ホウ・シャオシエンの『黒衣の刺客』を見て、夜は国会前の安保法制反対集会へ。国会議事堂前駅を降りると、今夜は警備が一段と厳しい。大回りしないと国会前に近づけない。
ようやく国会正面へ通ずる交差点に出ると、ここもバリケードが張られ通行が規制されている。参加者があふれ、自然に「ここを通せ」「道路を開けろ」と合唱が起こる。
誰が扇動するわけでもなく、暴力をふるうわけでもなく、皆が少しずつバリケードを押し込み、隙間をつくってゆく。
やがて人が通れる隙間ができ、国会正面の道路に参加者があふれる。その数の多さ、警官に立ち向かうわけでもないから、警備する側も制止しようもない。
「警察の皆さん無駄な抵抗はやめましょう」とマイク。いつのまにか警官の姿は消えた。
皇居方面を振り返ると後ろにもいっぱいの参加者。
解放区になった道路ではSEALDsが機動隊輸送車の前でコール。
民主主義ってなんだ? これだ!
立憲主義ってなんだ? これだ!
この言葉、いつにもまして実感できる。
Comments