嶋津健一トリオ・ライブ
嶋津健一トリオのアルバム「The Composers Ⅲ」発売記念のライブに出かけた(3月28日、横浜・ADLIB)。
浦和から横浜まで、初めて上野東京ラインに乗る。湘南新宿ラインより数分早いだけみたいだけど、東海道線方面へ本数が増えるのはありがたい。上野-東京間はいつも乗る京浜東北線の隣の線路を走るが、わずかに位置が変わるだけで外の景色が違って見える。
まずは腹ごしらえ。横浜へ来るとたいてい寄る関帝廟通りの蓬莱閣へ。北京家庭料理の店で、モツのピリ辛炒めが旨いんだなあ。
前に出た「The Composers」のⅠはミシェル・ルグラン、Ⅱはジョニー・マンデルの曲と嶋津のオリジナルが半々だったけど、今度のアルバムはアントニオ・カルロス・ジョビンの曲と嶋津のオリジナルで構成されている。といってもボサノバは1曲だけ。日本ではあまり知られていない曲を嶋津流のバラード・ピアノで。ベースはいつもの加藤真一、ドラムスは初めて組む橋本学。
嶋津のピアノを堪能しました。アルバムに入ってないけど、数日前に作曲したという「夢、幻、やっぱり夢」がちょっとねじれた美しさでよかった。リクエストでレイ・ブライアント「クバノ・チャント」、中村八大「黄昏のビギン」(!)のおまけつき。
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