新京極の地蔵尊
a Buddist saint behind busy shopping street in Kyoto
京都、四条通が寺町通と1本東の新京極と交差する間、甘栗で有名な林万昌堂の店先に「染殿地蔵尊」「左 京極近道」の石柱がある。店内を見ると、店の奥にガラスのドアがあり、その奥に提灯の灯りが見える。
店に入り、自動ドアを通り抜けると染殿地蔵尊がある。安産祈願に訪れる女性が多い。
東に曲がり新京極に出たところ。ここは一遍上人が念仏踊りを広めた場所でもあった。繁華街の商店の裏側にこういう場所が隠れているのが京都の奥深いところだ。
新京極と河原町通に挟まれた小路を南北に歩くと、たくさんの寺があるのに驚く。もともと寺町通の東に寺が集められたのが(だから寺町通)、境内に屋台が立ち並ぶようになり、それが発展して新京極になったらしい。知らなかったなあ。
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