解釈改憲にNO!
安倍首相が、国のかたちを根元から変える集団的自衛権の行使容認を閣議決定というなんとも姑息なやり方で決めようとしている。とりあえず自分にできる意思表示をと、首相官邸前の集会に出かけた。
午前中から600人ほどが集まっている。集まっている人に反原発集会のような若い人は少なく、シュプレヒコールもリズムが悪い(「しゅうだんてき・じえいけん・はんたい」)。容認を決める閣議が予定されている1日には、もっとたくさんの人々が官邸前に詰めかけるだろう。
集団的自衛権(right of collective self-defense)は戦後、国連憲章で定められた権利。石川健治によれば、アメリカが敵を排除する同盟を正当化するためにねじこんだものだという。ふーん、そうなんだ。だからということか、集団的自衛権がどんなふうに発動されたか。
1956年 ソ連、ハンガリーに介入
1958年 米英、レバノン・ヨルダンに介入
1964年 英、イエメンに介入
1966年 米、ベトナムに介入(ベトナム戦争)
1968年 ソ連、チェコスロバキアに介入
1980年 ソ連、アフガニスタンに介入
1983年 米、グレナダに介入
1984年 米、ニカラグアに介入
1986年 仏、チャドに介入
2001年 米が個別的自衛権、英などが集団的自衛権でアフガニスタンに介入
(1991年の湾岸戦争は国連安保理決議によって多国籍軍がイラクに介入したが、個別的・集団的自衛権発動を明記していない。2003年のイラク戦争は安保理決議なしの有志連合による介入で、国際法上の根拠を持たない戦争だった)
「自衛権(self-defence)」という言葉がよくないですね。これらの戦争のうちひとつでも、自国が侵略されたから反撃するという、本来の意味の「自衛権」の発動があったろうか。世界中が言葉の嘘の上に、「自衛権」の名のもと武力を行使してる。きちんとした意味での「専守防衛」が日本国憲法の定めるところでしょう。


Comments
600人・・・微妙な数ですね。それもoldな人ばっかり。暑いのにご苦労様です。焼身自殺を試みた男性、助かってくれるといいですね。
Posted by: aya | July 01, 2014 07:56 PM
午前中でしたからね。ヒマな年寄りばかりなのは仕方ないでしょう。1日夜の官邸前は若い人のほうが多かったです。
Posted by: 雄 | July 01, 2014 10:34 PM