デモ後ジャズ
先日、集団的自衛権行使反対の国会前デモに行こうと思っていたが仕事で行けなかった。そこで翌日、金曜日の反原発デモに。金曜日の国会前デモは反原発の一点で集まっているけれど、この日の発言には集団的自衛権や安倍首相のやり口に触れたものも多かった。
それにしても安倍首相の記者会見は気持ち悪かったなあ。赤ん坊を抱く母親のパネルや、「お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさん…」と語りかける口調に鳥肌が立った。このときのパネルの日本地図について、「なぜか沖縄だけが抜けおちていた」と琉球新報が指摘している。表面の猫撫で声や情緒的なパネルとは別に、無意識というのはこういうところに表れる(確信犯ならもっとタチが悪い)。琉球新報はつづけて「もし(集団的自衛権が)行使されれば、本土から遠く、米軍基地と米兵が集中する遠隔地の沖縄が攻撃対象になる危険が高まるだろう」と書く。
このブログのタイトル下には、秘密保護法のときから「安倍にNO!」と入れています。しばらくの間、もっと具体的に「解釈改憲にNO!」とすることにしました。
この日は国会前から水道橋へ。ジャズ・ボーカリスト、カンナヒロコさんのライブ(東京倶楽部)。カンナさんはニューヨーク在住で、僕が7年前に1年間滞在したとき大変なお世話になった。一時帰国して、東京、大阪、故郷の広島などでライブをやっている。彼女の歌はもう20年近く聞いているけれど、今夜はセロニアス・モンクの「ルビー・マイ・ディア」やラテンの「ベサメ・ムーチョ」をバラードふうにと、初めての曲を聞かせてくれた。ピアノは嶋津健一さん。
Comments