友人の舞台デビュー
a debut as an actor of my friend
中学高校以来の友人・宇田川三九六君が役者として初舞台を踏んだ。
そのことを宇田川君が僕たちに告白(?)したのは、ほんの一月前。同級生が集まった飲み会でのことだった。長いこと民間や公立のホール・劇場で音楽関係の仕事をしてきた宇田川君が定年退職したのは一昨年のこと。仕事やめて何やってるの? と聞いても、ふ、ふ、ふ、と笑うばかりでなにも教えてくれなかったが、実は明治座アカデミーに入所して役者修行をしていたというのだ。
今日はその卒業公演「龍馬への伝言」(3月21日、日本橋劇場)。暗殺された坂本龍馬の故郷、土佐の坂本家を舞台にした芝居で、宇田川君は龍馬の姉・乙女の元夫で藩のご典医という役どころ。髷に羽織袴も堂に入っている。いろんな人生経験が反映していい味出してると思うのは仲間うちだからか。
舞台の裏方から表へ。宇田川君はどうやら本気でプロの役者を目指すらしい。次は明治座の舞台で会おう、と言って記念撮影。
Comments