新古書店の売れ筋
ときどき覗く新古書店(ブック・オフでなく個人営業店)のウィンドーにこんなビラが貼られていた。買取価格が高いのは、
百田尚樹「永遠の0」 300円
「風の中のマリア」 200円
池井戸潤「オレたちバブル入行組」 200円
「オレたち花のバブル組」 200円
東野圭吾「真夏の方程式」 200円
80~100円で買い取る著者は、上記3人と湊かなえ、山手樹一郎、エラリー・クイーン、司馬遼太郎
新古書店はたいていアイドル写真集やDVD、CDも扱っているから、客層が普通の本屋や古書店に比べて若い。
百田尚樹は新作「海賊と呼ばれた男」が本屋大賞を受賞したためか。池井戸潤のはTVドラマ「半沢直樹」の原作本。東野圭吾のは映画化され公開中。湊かなえも旬の書き手(って、僕は東野以外読んだことがないけど)。エラリー・クイーンはミステリーの王道。司馬遼太郎は世代を超えて読まれてるんだろう。よく分からないのが山手樹一郎。僕らの世代でも山手樹一郎は読んでない。「桃太郎侍」でもあるまいし、なにか僕の知らないきっかけがあるのか、それとも店の特殊事情か(「常連客から山手樹一郎を集めてほしいと頼まれたとか)。
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