箱根はもう秋
仙石原のススキも穂が立ちはじめて、箱根はもう秋の気配がしている。
箱根湿性花園の、仙石原湿原の植生を復元した一角。かつて人の手が入って湿原が乾き、ススキやヨシなど丈の高い植物が増えて背の低い多様な植物が消えてしまった。そこでノハナショウブ、コオニユリ、コバギボウシなど本来の植生を取り戻そうと実験している。仙石原といえばススキが有名だけど、これは湿原が失われてゆく途中の風景なんだ。
夏休みももうすぐ終わり。芦ノ湖は家族連れでいっぱいだけど、日蔭の涼しさ、雲の流れを見ているとやはり秋。
さる健保組合の寮にはずいぶんお世話になった。来年3月で閉鎖が決まったという。外見はなんともなさそうだけど補修費用がかさみ、健保組合の財政も苦しい折からの決定だそうだ。
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