今年も万座の湯
今年も万座温泉にやってきた。硫黄の匂いが懐かしい。
カミさんの湯治につきあってだけれど、この1年、僕も腰と膝、肘の不調に悩まされているので、こちらも湯治気分。さっそく露天の「極楽の湯」につかる。
この湯は乳白色の温泉の質といい、ロケーションといい、文句のつけようがない。標高1800mの冷たい風が頬をなでるのを感じながら湯につかっていると、これぞ温泉の醍醐味という気になってくる。風呂の周りの草が刈られ、硫黄が吹きだす山裾の風景がよく見える。
内湯の「苦湯」。昔から人気ナンバーワンの湯だ。柔らかな湯肌、濃い乳白色、湯治の効能も抜群という。やや熱めのことが多いが、今日はぬるめで長時間つかれる。
「苦湯」の隣にある「姥湯」。いつもぬるめの湯で、長時間入るにはここに限る。他の湯は源泉が80~90度あるので水を加えて温度調整しているけれど、この湯は源泉100パーセント。
深夜の「苦湯」。深夜とはいえ、人がひとりも入っていないのは珍しい。
こちらも深夜の「極楽の湯」。
宿のすぐ下にある「姥湯」の湯畑。硫黄が吹きだしているので立ち入り禁止。
湯畑のそばを流れる川も硫黄で白く染まっている。
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