『ベルリン・アレクサンダー広場』を見に
渋谷・ユーロスペースでニュー・ジャーマン・シネマの旗手だった故R.W.ファスビンダー監督の『ベルリン・アレクサンダー広場』を上映している。ファスビンダー監督が1979~80年につくったテレビ映画で、全14話15時間。
3週間の上映だけど、今日21日と明日は7話ずつまとめて上映する最後の機会。思い切って出かけた。上映開始が昼の12時で、終わるのが午後8時半。学生時代はオールナイトの映画によく行ったけど、この歳になると長時間は辛い。目が疲れるし、腰が痛くなる。休憩時間には館内を歩き、腰を回して腰痛予防。場内は混んでいる。
テレビ用といっても、ファスビンダー監督のことだから映画そのもの。1920年代後半、ナチスが台頭しつつあるベルリンで、刑務所から出所したひとりの男が出会ういろんな出来事と女性遍歴。失業者の群れのなかで生き残るためナチスの新聞を売ったり、犯罪にまきこまれたり。古びた酒場や怪しげなキャバレー。耽美的な映像がすごい。ハンナ・シグラを見るのも久しぶりだ。
明日も行きます。
Comments
おお、お疲れさまです。まもなくゴールですね。
私は一気見できずに、分割して通っています。
昨日の最終回を観たので、ロビーですれ違ったかもそれませんね。
Posted by: かえる | March 22, 2013 07:05 PM
きっと、ロビーですれ違ったんでしょうね。
翌日はもっと混んでいて、最後は満席でした。14話は見てのお楽しみです。
Posted by: 雄 | March 23, 2013 11:13 AM