最初の1枚
6年間使った常用カメラ、リコーGX100が壊れてしまった。この機種には満足していたし、ニューヨークに1年いたときも毎日持って歩いたので愛着はあったけど、思い切って買い換えることにした。
僕の常用カメラの条件は、①小さくてショルダーバッグに入ること、②35ミリ前後で撮ることが多いので、その焦点距離で撮れること、③シャッターのタイムラグが小さいこと、④フラッシュを使わないので常時発光禁止に設定できること、⑤露出補正の操作が簡単なこと、⑥四つ切くらいまで伸ばせる、それなりの画質、といったあたり。無論、安いにこしたことはない。
有楽町のビックカメラで1時間ほどあれこれいじって、結局決めたのはニコン・クールピクスP7100。①の条件だけは今までのGX100より一回り大きくて重く、気にはなる。バッグにカメラと手帳、携帯、それに単行本を1冊入れると(外出の最小限)、それなりの重さになりそうだ。まあ我慢の範囲内、と思うことにする。ほかの条件は問題なくクリア。それに発売から時間がたっていて、けっこう安くなっているのがありがたい。
最初に試しに撮ったのがこの1枚。銀座コアのエレベーターから。いかにも夏空の雲、だった。
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