乳頭温泉巡り 鶴の湯から休暇村まで
a tour of Nyuto Spa, from Tsurunoyu to Kaniba Spa
孫六温泉と黒湯に滞在してる間に、乳頭温泉郷の他の5つの湯にも入った。
鶴の湯には10年ほど前に泊まったことがある。そのころも今も、全国の温泉ランキングで必ず上位に来る人気の湯。濃い乳白色の湯と、肌になめらかな質感、素晴らしい露天のロケーションを考えれば、それも納得。
でも最近は人気がありすぎて日帰り入浴の客が多く、大型観光バスが来るとイモ洗い状態になると聞いていた。この日は雨が降っていたので少なめだったけど、それでも他の湯に比べればぐっと多い。風呂に入っていたのはほとんどが韓国からの客。ハングルが飛びかっている。しばらくしたらオモニが3人、混浴の湯にそろりそろり入ってきて記念写真を撮りはじめた。
鶴の湯の「本陣」。ここは秋田藩主が湯治に来た歴史があり、当時の建物の形を残している。
「乳頭温泉郷 湯めぐり帖」というのがあって、泊まったところでこれを買うと、他の6つの温泉に日帰り入浴することができる(1500円)。7つの温泉を巡るミニ・バスに乗ることもできる。鶴の湯は他の湯から5キロほど離れているから、ハイキングならともかくそぞろ歩くのはちょっときつい。
バス停終点から100メートルほど奥に入ると蟹場温泉がある。建物から少し歩いたところにある混浴の露天。雨が降っていて、老カップルが仲良く傘をさしていた。湯は無色透明で、弱アルカリ単純泉。
蟹場温泉の内湯。広い木風呂でいい湯らしいけど、この日は朝から何度も湯に入ったのでパス。ここから妙乃湯、大釜温泉はごく近い。
妙乃湯の露天(混浴)。先達川を眺めながら入る。赤味を感ずる薄黄緑の湯。赤味は鉄分で、あふれた湯のかかる岩が赤くなっている。
妙乃湯。内装は都会ふうに洒落ていて、女性人気No.1だそうだ。でもこういう宿は伊豆や箱根にいくらもあるから、わざわざここまで来て、という気もするが……。
大釜温泉の露天。赤味がかった黄緑の湯。湯にひたした手からは鉄の匂いがする。一度入っただけでタオルが赤味を帯びた。
大釜温泉の建物は廃校になった小学校校舎を移築したもの。
休暇村・乳頭温泉郷には乳頭温泉と田沢湖温泉と2つの湯がある。こちらは乳白色の田沢湖温泉の湯。ブナ林のなかの露天が気持ち良い。
Comments
この季節に温泉めぐり
なんて贅沢な生活なんでしょうか。。。。
Posted by: aya | May 21, 2012 04:52 PM
連休をはずして行ったんですが、新緑がどんぴしゃでした。連日雨だったのも、新緑を見るにはかえって良かったようで。居続けの贅沢な旅でした。
Posted by: 雄 | May 21, 2012 11:02 PM