最後の菊地成孔ダブ・セクステット
久しぶりに菊地成孔のダブ・セクステットを聴く(5月8日、表参道・BLUE NOTE)。いつも通りMCなしのぶっ通しでマイルスの「ソーサラー」やオリジナルなど6曲を全力疾走。このグループはマイルス・デイヴィス・クインテットをダブ(電子的リミックス)によって今日化するってコンセプトなんだろうけど、聴いた感じはマイルスというよりフリージャズ化したコルトレーン・グループに近い。ともかくエネルギーが詰まってる。アンコールでは「甘いのを1曲」と、メローなナンバーを。
ところで、このグループで演奏するのはこの日が最後だそうだ。メンバーが増えてセプテットになるらしい。何が入るんだろう? サックスをもう1本? まさかハードバップふうにトロンボーンじゃないよなあ。菊地成孔のことだから、あっと驚く編成になるのかも。楽しみだ。
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