3.11 4つの写真展

photo exhibitions of Tsunami and the Fukushima accident
あれから1年の時間がすぎて、3.11についての写真展がいくつも開かれている。
石川直樹「やがてわたしがいる場所にも草が生い茂る」(2月29~3月6日。銀座ニコンサロン)。石川は津波の直後に八戸に入り、三陸海岸を宮古まで車を走らせた。僕も11月に訪れたことのある田老(宮古市)が主に撮影されている。まだ田老の被害が新聞・テレビで報道されていなかった時期の、救援や復興にまったく手がつけられていない風景。ただ見つめるしかない。
笹岡啓子「Difference3.11」(~3月20日。銀座ニコンサロン)。三陸海岸と福島県阿武隈山地で撮影されている。瓦礫に埋もれた「異様な風景」と、目に見えない放射性物質を見ようとするように凝視される「なにもない風景」。
長倉洋海「子どもたちの元気便 ─震災からの出発」(~3月22日。新宿・コニカミノルタプラザ)。被災地に生きる子どもたちの笑顔が素晴らしい。
瀬戸正人「Cesium-Fukushima」(~3月11日。新宿・Place M)。こちらも見えないセシウムをあぶりだすように、ネガポジが反転された山林の風景。


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