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February 05, 2012

浦和ご近所探索 冬の別所沼

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taking a walk to Besshonuma pond

寒さがゆるんだので、別所沼へ散歩に出かけた。

別所沼ではヘラブナや鯉、口ボソが釣れる。今ではブラックバスもいるらしい。子供が小さいころは休みの日に口ボソ釣りに出かけた。弁当をつくり、午後いっぱいいて、子供が釣った数匹の口ボソを持って帰り、庭の水瓶に入れる。けっこう大きくなったのもいるが、たいてい猫にやられてしまった。

釣り人を見て回ると、あまり釣れてない。「もう少し水がぬるまないとね」。じっと座っていると、まだ寒い。

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弁天島と呼ばれる小さな島があり、別所沼弁才天が祀られている。昭和のはじめ、深川の洲崎神社から分祀されたものだという。弁財天の起源はインドの河川神「薩羅薩伐底(サラスヴァティ)」で、だから水辺に多いんだな。

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別所沼の近く、新しい道路が通り、周りに住宅が密集しても、ここだけは昔から変わらない一角がある。墓が三基あり、浦和監獄の合葬者の墓と記されている。明治初期、現在の県庁近くに浦和監獄がつくられた。秩父事件で有罪になった農民たちもここに収監されている。戦後しばらく、小生がガキのころも浦和刑務所として残っていた(現在も川越少年刑務所さいたま拘置支所がある)。

墓は監獄で亡くなり、遺骨の引き取り手がなかった囚人たちのものだろう。明るい風景のなかに、過去がぞろりと顔をのぞかせている。いつもきれいに整備されているのが救いだ。

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別所沼への散歩道に数本の大きな桜の木があり、満開になっても人は少なく、花見の穴場だった。久しぶりに通ると、工事の塀で囲まれている。高層マンションができるらしい。浦和は住宅地として人気が高いせいか、古い住宅が壊されて高層マンションが次々に建設されている。桜の木が伐られなかったのがせめてもの救いか。

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Comments

こんにちははじめましてGORIと申します。

当方、浦和で生まれ育ちいまでも家は浦和にあるのですが、仕事の都合でシカゴに単身赴任しているものです。

貴ブログの浦和ご近所探索は楽しみに拝見させていただいております。

別所沼は私もスポーツクラブが休館の際にウォーキングのためにちょくちょく出掛けたものでした。当然子供の頃には釣りもしましたが、釣れた記憶がありません・笑

別所沼の近くに浦和監獄の合葬者のお墓があるのは知りませんでした。なかなか浦和へ帰ることもかないませんが、次回戻ったときにはお参りさせていただこうと思います。

Posted by: GORI | February 07, 2012 at 06:24 AM

こんにちは。

私も数年前、一人でNYに滞在していたことがあり、浦和の情報を探した記憶があります。これからもできるだけ「ご近所探索」したいと思います。

合葬者の墓は沼の北側から浦和駅方向に坂を上って市役所通りと交差したあたりにあります。お帰りになったときに、どうぞ。

Posted by: 雄 | February 07, 2012 at 07:25 PM

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