脱原発世界会議
Global Conference for A Nuclear Power Free World at Yokohama
1月14・15の2日間、「脱原発世界会議 2012」が開かれ、15日午後に参加した(横浜パシフィコ)。仕事でオフィスに寄る用事ができ会場に行くのが遅れたので、参加できたメイン会場の会議はひとつだけ。「首長会議:地域発・原発に頼らない社会のつくりかた」。桜井勝延・南相馬市長、井戸川克隆・双葉町長ら8人の現・元首長が報告。桜井市長ら現場からの話がずしんと来る。最後に保坂展人・東京都世田谷区長らの提案で脱原発全国市町村区長会議が結成されることになった。
もうひとつ参加したのは、雨宮処凜、小熊英二、鎌田慧のトーク・セッション「解体『がんばれニッポン』」。小熊が「今、日本にはさまざまな分断線があり、大きなものは地方(対中央)、低学歴(対高学歴)、女性(対男性)で、福島の事故はそれを一層はっきりさせた」と前置きしつつ、それを3つとも背負っている雨宮さんと紹介されて苦笑する雨宮処凜。「事故後はその分断線がもっと細かくなっている。フクシマは貧困問題と結びつく」と彼女。
会場にはたくさんのブースが出ていて、あちこちで話の輪ができている。いくつものブースで署名。
「脱原発」をブログに書いたアイドル・藤波心ちゃんの「親子原発・放射能教室」。
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