もうひとつの「フクシマ50」
庭のニラの花。
福島第一原発では作業員3人が被曝したことから、3号機も原子炉か配管が損傷しているらしいことが明らかになった。これまでに放出された放射性物質の総量は国際評価尺度で大事故の「レベル6」に相当し(スリーマイル島事故はレベル5)、今も放出のつづく原発を安定させるまで早くとも1カ月かかるという(朝日新聞、3月25日)。
被曝した3人の作業員は、「東電と直接関係のある会社の社員」と「契約先の契約企業の従業員」だった。今、第一原発では数百人の人々が被曝の危険にさらされながら働いているけれど、そうした現場作業員のほとんどは東電社員ではなくこうした人たちだ。いちばん危険な作業が、不安定な雇用と低い報酬の人々によって支えられている。
普段は表に出ることのない彼らについて、ウォール・ストリート・ジャーナルの記事「地上の星 本当の『フクシマ50』」が翻訳されている。
もっと書きたいことがあるけれど、あと10分で計画停電が始まるのでここまで。
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