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October 05, 2010

羅双樹木綿布展

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ニューヨークで書いていたブログが縁で知り合った友人Oさんが教えてくれた「羅双樹(らそうじゅ)木綿布展」へ(10月2~4日、表参道・銕仙会)。草木染染織家・中本扶佐子さんとパートナーの高橋真司さんの2人が織った木綿布の作品展だ。

中本さんと高橋さんは、世界各地から取り寄せた原綿から糸を一本一本紡ぎだし、括って草木染めにし、それを手織りで仕上げるというすべて手作業で布をつくっている。原綿はインド、エジプト、バルバドス島などから来るが、そこから紡ぎだされた糸はそれぞれに風合いが違う。絹のように柔らかな肌触りのものもあるし、ざらっとしたものもある。柄も、伝統的なものからモダンなものまでさまざま。

手仕事の見事さ、手仕事の大切さを改めて感じさせてくれる。僕も鋳物屋の息子なので、こういう素晴らしい職人仕事を見ると心が騒ぐ。

会場にはOさんも来ていた。去年夏、日比谷野音の山下洋輔トリオ復活祭以来。再会を祝して新橋で杯を重ねる。


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Comments

「羅双樹木綿布展」、ブログで取り上げていただきありがとうございました。9日~11日と福岡県久留米市に行っていまして、今帰宅したところです。ばたばたしてまして、この記事も今初めて拝見しました。
 というのも9日に久留米で、昨年57歳の若さで死んだ、40年来の友人の1周忌・偲ぶ会を主催して開いてきました。
 亡くなった友人も、映画が好き、ジャズが好き、酒が好きという男です。
 以前彼からもらったメモが見つかり、偲ぶ会に参加していた友人たちに紹介しましたが、2007年の8月までで、その年に映画館で見た映画が、すでに79本を数えていました。すごいですね。
 彼が亡くなって本当に淋しいですね。酒を飲みながら映画や音楽や本の話など出来る友人は、多くいそうで、なかなかいないんですよ。
 昨日は、「悪人」の殺害現場になった佐賀県三瀬峠から流れてくる渓流で、久留米に住んでいる姉夫婦と一日ハヤ釣りをし、近くの古湯(ふるゆ)温泉で汗を流して帰って来ました。やっと秋らしい気候になりましたね。
 ところで記事の中で、雄さんは自分は鋳物屋の息子だと書かれてますが、私も実は、久留米の鍛冶屋の息子なんですよ。
 こんな場を借りて申し訳ありませんが、送っていただいたお菓子、本当に美味しかったです。ありがとうございました。

Posted by: T,O | October 11, 2010 at 03:25 PM

Oさんも鍛冶屋の息子さんですか。道理でどこか同じ匂いがすると思いました。手仕事が好きで、なにごとにもこだわりがあって。

酒を飲みながら映画やジャズや本の話ができる友人は最高ですね。そういう方を失ったOさんの哀しみはよく分かります。せいぜい年に1、2度しかお目にかかれませんが、会ったらそういう話で盛り上がりましょう。

Posted by: | October 12, 2010 at 10:50 AM

そう言っていただけるとありがたいですね。
 亡くなったT君とは、久留米の映画の自主上映組織の活動を通して知り合いました。今回はその頃の友人が集まった偲ぶ会でした。
 36、7年前のT君が登場する8ミリフィルムをDVDに直し、会場のレストランの好意で上映することが出来ました。ある友人からは、会の終わりに、泣きながら偲ぶ会を開いたことを感謝されました。
 会が終わった後、一緒に参加していた私の連れ合いと、久留米でT君と行っていた馴染みの店、三軒を飲み回り一周忌の報告をして帰りました。
 上京・偲ぶ会開催と続いた2週間でしたが、ようやく今日から平常の主夫生活に戻っています。

 

Posted by: TO | October 12, 2010 at 09:17 PM

お疲れさまでした。

私たちも、17、8歳のころの姿を撮った8ミリ・フィルム(市川崑『東京オリンピック』の影響で撮った運動会のドキュメントと、余ったフィルムで撮ったスラップスティックまがいの追っかけ)を同級生の誰かが持っているはずなのですが、見つかりません。そこには亡くなった友人も写っているはずです。いま見たらどんな気持になるでしょうか。

Posted by: | October 13, 2010 at 04:32 PM

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