済洲島をぶらり
娘が韓国の済洲島で結婚式をやるというので、4日ほど行ってきました。
済洲島は2度目。最初に訪れたのは3年前で、この島出身の在日の大先輩にあちこち案内していただいた(その時のことは「済洲島あちこち」2007年4月)。
今回は家族同伴で、すべて新婚カップル中心、それにリゾート開発された観光団地からあまり外に出なかったこともあって、旅をしたって感じは薄い。
写真は大浦海岸の柱状節理。50万年前、冷却したマグマの表面が五角形や六角形に収縮・分裂しながら堆積してできたもの。
済洲島には海女が多い。中文海岸で海にもぐっていた海女さんのの獲物は、さざえ、あわび、うに、それにタコ。
済洲島は漢拏山を中央に抱く火山島で、どこへ行っても岩だらけ。畑の周囲も石で囲いがされている。石と風と女が多い「三多」の島と呼ばれる。石でつくった村の守護神「トルハルバン」は島の象徴。3年前にも行った城邑民俗村で。
民俗村の民家。城邑民俗村は住民が住んだまま、伝統的な家屋や生活具を保存して観光客に見せている。民家の廊下に腰掛けて説明を受けたそば、中の部屋では亭主が扇風機に当たりながらごろ寝している。案内のボランティアをやっている村のお母さん(子どもが4人いる40代)によれば、「この島は昔から女が働いて、男はごろごろしてるだけ。男の天国なんですよ。でも最近の若い女性はどんどん離婚しちゃうから、この島の離婚率は韓国一」。
民家の台所。
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