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June 15, 2010

浦和ご近所探索 常盤緑道

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わが家のそばから別所沼まで約2キロ、常盤緑道がつづいている。4コースある散歩道のひとつ。

この緑道は小生ガキのころ、小さな川だった。といっても1950年代にもうコンクリートで固められ、生活廃水が流れ込むドブ川だった。フナやメダカはもちろん、ザリガニすらいなかった。フナやメダカを取るためには別所沼か、今は新幹線と埼京線が通っている大戸田んぼまで遠征しなければならなかった。

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小学校へあがる年齢で浦和を離れたので、このドブ川がいつ暗渠になり、上が緑道になったのか記憶がはっきりしない。多分、1960年代だと思う。

このあたりは標高十数メートルの大宮台地の南端にあたり、いくつもの台地と谷(といっても標高差数メートルだが)が入り組んでいる。ドブ川が流れ込む別所沼周辺の低地は7000年前には海岸だった。「浦和地質模式断面図」を見ると、わが家から3分ほどの旧中山道が台地の尾根道にあたり、そのあたりからわが家の脇を通って別所沼まで谷になっている。

浦和はかつて地下水が豊富で、上水道の何分の一かは地下水でまかなっていた。夏は水道水が冷たく、うまかった記憶がある。ほかに水源はないから、おそらく旧中山道近くの尾根から地下水が湧き出て、小さな流れになり別所沼に流れ込んでいたんだろう。

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緑道の下はどうなっているのか。浦和区役所に行って聞いてみたら、暗渠の川ではなく、下水道部門が管理する下水道になっている。

「今は地下に閉じ込めた川をもう一度外に出して、かつての流れを再現する動きがいろんな自治体で出てるじゃないですか。ここはそういう可能性はないの?」と聞いたら、「下水道になってますからね。ほかの地域の下水も流れ込んでいるし、すぐにどうこうするのはむずかしい」との答え。

小生の記憶のなかでもドブ川だけど、生活廃水をなんとかして小さな流れのある遊歩道にしたら、住宅地のなかの風景として素敵だと思うんだけど。

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緑道に植えられた草花は市が管理している。でも沿道の住民が、自宅の前に好きな草花を植えて「自主管理」しているところも多い。

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別所沼近くでは、緑道の脇をコンクリートで囲んでトンネルになったJRの貨物線が通っている。

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