浦和ご近所探索 別所沼・1月
わが家から20分ほど歩いたところに別所沼がある。よく歩く散歩コースが4つあり、そのひとつ。20年ほど前には小さかった子供を連れて、よくフナやクチボソを釣りに行った。
別所沼へは常盤緑道と呼ばれる遊歩道を歩いていく。小生がガキだった1950年代、ここには別所沼まで細い川が流れていた。もっとも生活排水が流れ込むドブ川で、ザリガニもいなかったけれど。その後、60年代に川に蓋がされ、遊歩道がつくられた。
市が管理する遊歩道には緑が植えられ、季節ごとに色んな花を咲かせる。それだけでなく、住民が勝手に草花を植えて世話をしているみたいだ。
別所沼は灌漑用水として人工的につくられた。それがいつごろなのか定かでないが、明治以後ではないようだから、低地だったこのあたりの新田開発が進んだ江戸中期かもしれない。
別所沼は、浦和の市街地がある台地の際に位置している。ガキのころは、台地から坂を下ると一面の水田で、フナやザリガニを釣って遊んだ。埼京線が通ってからは、宅地開発が進んでいる。
正月休みが明けた週末。みな、おだやかな日差しを楽しんでいる。
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