浦和ご近所探索 与野の大カヤ
わが家から往復1時間をメドにつくった散歩道4コースのひとつが、旧与野市の妙行寺境内にある大カヤを目標にする道。
根回り13.5メートル。樹高21.5メートル。応永年間(1394~1427)には、すでに「関東随一の巨木」として知られていた。樹齢約1000年。
1000年前といえば平安時代。藤原道長が権勢をふるい、1010年には「紫式部日記」が書かれている。当時、このあたりは武蔵国の小さな村だったろう。以来、このカヤの木は人々の営みをずっと物言わず見つめてきたわけだ。
大カヤに行くまでの県道は、北浦和駅前から荒川に向かう数キロにわたるケヤキ並木。冬、葉が落ちて裸になったケヤキの姿が好きだけど、大きくなりすぎ幹を剪定された様子は無残に見える。
近くの小学校の庭にある白梅は、もう満開だ。
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