宙に浮いた年金記録
いまごろになって「年金確認記録確認票」が送られてきた。これまでにも2度ほど「ねんきん特別便」が来て、確認していたのに。今回送られてきたのは明らかに小生のではない。昭和39年から42年といえば高校~大学時代。働く人間が入っていた厚生年金には加入していない。
ということは、若くても60代後半、あるいはもっと高齢者のものだろう。これが宙に浮いた年金記録というやつか。働いて、年金を払って、もらえる年齢になってもそれが戻ってこない。これまでの経過にもあきれ果てていたけれど、身近(? かつてご近所に住んでいた同姓同名という意味で)にこんな例が出てくると、お年寄りへの酷い仕打ちに改めて怒りがこみあげる。
社会保険庁の誰もが、いずれこういう事態になることを分かっていたという。関係していた政治家がそれを知らなかったはずはないし、「最後のひとりまで明らかにする」などと白々しいセリフを吐いて、自民党がぼろ負けしたのも当然か。
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