浦和ご近所探索 日本茶喫茶
浦和駅近くの旧中山道に、古い商家建築のまま営業しているお茶屋さん(といっても「待合」ではなく文字通り茶葉を売る店)がある。その敷地内の納屋が改造されて日本茶喫茶「楽風(らふ)」になっている。
店舗の脇、かつては自宅の門だったらしいここが入口で、喫茶は奥の左手にある。
店には靴を脱いで入る。自宅の庭がそのまま喫茶店の庭になっている。
2階はギャラリーになっていて、写真展や陶磁器、草木染の展示会などイベントが開かれる。この日は、かつて一緒に仕事をしたこともある山本宗補さんの写真展「老いの風景 Part2」をやっていて(~3月17日)、久しぶりに顔を合わせた。納屋は明治24年建築だそうで、土壁を露出させた壁面が素敵だ。
今日は、ほうじ茶で一服。器もいつも吟味されている。近くに延喜式社の調神社(つきのみや)があり、そこへ散歩に来たとき寄るのが楽しみ。もっとも、わが家も和風建築に和風の庭、日本茶も好きなので、気分が変わらないのが難点。
Comments
はじめまして。浦和について検索していてこちらを知り、大変楽しく読ませていただきました。
私は読書は嫌いなのですが歴史のいきさつや地形のことを知るのは好きで、深い内容をわかりやすく書いてくださっていることに感動し、唐突ながら一言お礼申し上げたいと思いました。
明日から、「楽風」の1階コーナーで展示をする者です。もしお寄りになるときご覧いただけましたら幸いです。http://chie.watabiki.jp/?eid=1612115
せっかく浦和にご縁をいただいたのだから浦和を歩いてみたいと思っていたところ、こちらでたくさん情報をいただきましたので、行きたいところが一気に増えました。ありがとうございました。
Posted by: chie | April 01, 2011 12:10 AM
ありがとうございます。私が紹介している場所は個人的な興味や身近なものばかりで、市のパンフレットなどとはだいぶん違いますが。参考にしていただけたのなら嬉しいです。
楽風で展示されるとのこと。うかがわせていただきます。
Posted by: 雄 | April 01, 2011 09:17 PM