サッカー全日本ユース選手権
ニューヨークにはコンパクト・デジカメを持っていったので、一眼レフには1年以上触ってない。そもそもあんまり使ってなかったので、操作をすっかり忘れてしまった。カンを取り戻さなきゃと思っていたら、埼玉スタジアムでサッカーの全日本ユース選手権決勝があることを知ったので、トレーニングかたがた出かけることにした。
埼玉スタジアムは市内にあるのに、アクセスがものすごく悪い。
電車でもバスでもチャリでも1時間以上かかり、混んでいると千駄ヶ谷の国立競技場へ行くほうが早かったりする。駅からは遠く、W杯から何年もたつのに駐車場もまだ整備されず、利用者のことを考えず器だけつくった典型的なお役所仕事。熱狂的なレッズ・サポーターはアクセスの悪さなどものともしないのかもしれないけど、ひどすぎるよ。
決勝は浦和レッズ・ユース対名古屋グランパス・ユース。僕は旧浦和市の住民なので、熱狂的ではないけど一応浦和サポーターということになっている。ユースの大会というのに1万5000人の観衆で、言うまでもなくスタンドは真っ赤。
ゲームは9対1と、サッカーのスコアとは思えない点差で浦和の圧勝でした。
勝敗の興味は早々に薄れたけど、サポーターとしては見てて気持ちいいゲーム。浦和はワンタッチでスピードあるパス回しから、相手を崩してはシュート、あるいは遠目からミドル・シュートで次々に点を重ねる。
特に2点目、FW原口元気がボレーでゴール左上隅に決めたミドル・シュートは鮮やかでしたね。MF山田直輝がハット・トリック、FW高橋峻希も2点。高橋は小柄だけどよく動いて、あらゆる局面に顔を出す。
この3人は既にトップ・チームのゲームにも出たことがあるらしく、それも納得の動きでした。こういう若い選手を見てるのは嬉しい。このユース・チーム、ひょっとしたらアジア・チャンピオンを目指しているトップ・チームより面白いんじゃないかな。
高橋峻希の7点目。キーパーの逆をつく見事なシュート。
阪野豊史の8点目。キーパーが止めたけど、こぼれたボールがころころとゴールへ。
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