ESCOLTAの初ライブ
友人夫婦の息子、吉武大地君がメンバーに加わっているグループ「ESCOLTA」の初ライブに行く(7月2日、六本木・スイートベイジル)。
ESCOLTA(エスコルタ。英語のエスコート)は、クラシック、ミュージカル、R&Bなど異ジャンルの男性ボーカリスト4人で結成されたグループ。谷川俊太郎、阿木曜子、石田衣良といったこれまた異ジャンルの人たちが作詞し、五木田岳彦が作曲したオリジナル曲を中心にレパートリーを組んでいる。
大地君は画家と声楽家夫婦の息子だけど、高校までは絵画にも音楽にも興味を示さずテニスに熱中していた。ところが3大テノールの舞台を見たことから声楽を志し、音楽大学を出てイタリアに留学し、あっという間にオペラ歌手としてデビューした。僕は彼を4、5歳のころから知っているから、初めてのオペラで準主役をもらった「魔笛」の舞台を見たときは自分の子供のこと以上に嬉しくて涙が出た。
「ESCOLTA」はポップスとクラシックの要素、ソロをつないでいく部分とアンサンブルがうまく絡み合って独特のフィーリングを出している。ひとりだけバリトンの大地君はグループのアンサンブルを底のところで支えていた。イケメン4人組とあって、早くも若い女性ファンが詰めかけてる。
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