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November 03, 2006

『父親たちの星条旗』の捨てられた星条旗

Photo_1

すさまじくリアルな戦闘シーンがつづく『父親たちの星条旗』を見ながら、そういえばクリント・イーストウッドがちゃんとした戦争映画をつくるのは初めてだったんだな、と気がついた。

イーストウッドは西部劇から刑事もの、アクション映画、冒険映画、ノワール的だったりサイコふうだったりするミステリー、恋愛映画と、いろんなジャンルの映画をつくっているけど、意外なことに戦争映画といえるものは『ハートブレイク・リッジ』くらいしかない。

しかも『ハートブレイク・リッジ』は、一時代前の『特攻大作戦』(ロバート・アルドリッチ)や『最前線物語』(サミュエル・フラー)あたりを意識した、「ベテラン鬼軍曹が新米やダメ兵士を鍛えて一人前にする」系列の作品で、戦場へ出るまでがお話の中心になっていた。

いよいよ実戦になってもカリブ海の小国・グレナダ侵攻が舞台だから、戦闘らしい戦闘はほとんどない牧歌的な「戦争」。戦争映画というより、老軍曹の目を通した青春映画のようなテイストをもった作品だった。

イーストウッドの初めての本格的戦争映画は、玉砕覚悟の日本軍と死闘を繰りひろげる硫黄島の戦場、つくられた「英雄」を熱狂的に迎える「銃後」のアメリカ本土、「英雄」だった父の過去をたどる息子(現在)という3つの時と場所を自在に行き来しながら展開する。

題名(Flags of Our Fathers)からも分かるように、この作品は国旗(星条旗)が重要な役割をになっている。星条旗をめぐる映画とも言えるほどスターズ&ストライプスが次々に登場するなかで、あれっ、と思ったひとつのショットがある。「硫黄島の英雄」のひとりで先住民系の元兵士アイラ(アダム・ビーチ)が、手にした小さな星条旗を捨てる(?)ようなしぐさをする場面だ。

6人の兵士が硫黄島の山頂に国旗を掲げる、新聞に大きく報道され国民を熱狂させた1枚の写真。そこに写されたひとりアイラは、いやいやながら本国に帰国させられ、英雄として熱烈な歓迎を受けて戦時国債募集のキャンペーンに駆り出される。アイラは演出されることに違和感をもって酒びたりになり、キャンペーン・ツアーのなかで「インディアンめ」と蔑まれる体験もする。

国民の熱狂が去り復員したアイラは、労働者として南部の農園で働いている。気になったショットは、そこで出てくる。アイラが畑で働いていると、通りかかった1台の車が止まり、子供を連れた父親が出てきて、「硫黄島の英雄」と記念写真を撮らせてくれと頼む。

アイラはポケットから小さな星条旗を取り出し、笑顔で一家と記念写真に収まるのだけど、畑仕事に戻ったアイラは、星条旗をポケットにしまわず、旗を持った手を下に下げる。そこで旗はフレーム・アウトして画面からはずれてしまうんだけど、僕にはアイラがそれを捨ててしまったように感じられた。

国旗は国のシンボルだから、いつの時代、どこの国でも、その扱いには注意を要する。まして現在のアメリカで星条旗を侮辱するような描写があれば、ただではすまない。ハリウッドの映画づくりを熟知しているイーストウッドがそれを知らないはずはない。

だから、僕が感じたようにアイラが旗を捨てたのか、画面から消えた手をもういちど上げて旗をポケットに戻したのかを明らかにしないこのフレームアウトは、イーストウッドの意図的なものではないか。そこにイーストウッドの何らかのメッセージがあるのではないかと感じた。

別の映画に描かれたもうひとつの星条旗を思い出した。スピルバーグの『プライベート・ライアン』。軍上層部の思惑のために命じられた作戦で殺された兵士を埋葬する場面。アップにされた星条旗が太陽の逆光をとおして黒白が反転したネガのようにはためく。僕はそのときも、白黒を反転させたショットにスピルバーグの批判的なメッセージを感じた(自分でもそれは誤読かもしれないと思っていたが、『宇宙戦争』『ミュンヘン』と見てきて、そう感じたのは正しかったと今では思っている)。

その瞬間、『父親たちの星条旗』の裏に流れているのは、戦争の悲惨といった抽象的・一般的な感情ではなく、今のアメリカ、ブッシュのアメリカに対する具体的な違和感なのではないか、その違和感を明らかにするためにイーストウッドは初めてリアルな戦闘場面をもつ映画をつくったのではないかと思ったのだ。

とすれば、つくられた英雄を迎えて熱狂し、星条旗が林立する「銃後」のアメリカは9・11後のアメリカに重なり、硫黄島は現在も1カ月に100人もの死者を出して泥沼化したイラクに重なっている。

もちろんイーストウッドの過去の作品を見れば分かるように、彼はリベラル派というよりブッシュとは別の意味での愛国者(原理を信じられなくなったアメリカ原理主義者?)だから、この映画に、戦争は悪だという反戦平和のメッセージが込められているわけではない。ただ、軍と政府と国民が一体となった熱狂のなかで「英雄」がつくられ、そのなかでひとりひとりの兵士の生が見失われていく、そんな国のありように異議を唱えていることが感じられる。

イーストウッドは西部劇や刑事ものをたくさんつくっているのに、先住民やアフリカ系が敵役として描かれたことはほとんどない。荒野のストレンジャーもペイルライダーも先住民を殺さなかったし、ダーティー・ハリーがアフリカ系やヒスパニックを追ったことも(僕の記憶では)ない。それは「ポリティカリー・コレクトネス」への配慮であるにしても、何十本もの作品で一貫してそうであることを考えれば、政治的配慮以前のイーストウッド自身の意思だと考えるのが自然だろう。

イーストウッドがこれも初めてエスニック(先住民)を主役級に据えた映画をつくり、彼の悲しい末路を見つめているのも、ナショナリスティックな国民的熱狂がまず何を排除するのかを描きたかったからではないか。

そんなことを考えてくると、この映画にスピルバーグが製作者として参加しているのもまた別の意味をもってくる。

戦闘シーンのSFXをスピルバーグのチームが担当した(『プライベート・ライアン』以上にリアル)というだけでなく、イーストウッドとスピルバーグがこの映画で伝えようとしたことに共鳴しあったとも考えられるではないか。

画面からフレームアウトした星条旗も、逆光の星条旗も、ほとんど見過ごされるようなさりげない描写だけれど、「テロとの戦い」のさなかのアメリカ、失敗は許されないハリウッドの大作で、どんなふうに作家としてのメッセージを映画に載せたらいいかを熟知しているのがこの2人なのだ。

映画の終わり近く、「彼らは国のために戦った。そして友のために死んだ」とナレーションが入る。その後に、なんとも美しいシーンがある。ほんのいっとき、銃声がやんで戦場が静かになる。主人公たちは戦闘服を脱いで海に入り、少年のように波とたわむれる。そのショットに、この映画のすべてが込められている。

「衛生兵!」と、傷ついた兵士が主人公ジョン(ライアン・フィリップ)に助けを求める声。ジョンが戦場で見えなくなった戦友を探して「イギー!」と名前を呼ぶ声。2つの声をきっかけに3つの時と場所を自在に行き来するポール・ハギス(『クラッシュ』『ミリオンダラー・ベイビー』)らの脚本が素晴らしい。資料にもとづき(エンドロールで当時の記録映像が流れる)、くすんだカラーで戦場の臨場感を伝えるトム・スターン(『ミスティック・リバー』)のカメラが素晴らしい。静かな悲しみにみちたイーストウッド作曲の音楽が、これは言うまでもない演出とともに、素晴らしい。

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Comments

今作に一番近いのは、南北戦争の残した傷を個人レベルで描いた『アウトロー』かもしれませんね。

そういえば、あの主人公も「生き残ってしまった者の悲しみ」を抱えていました。

てなわけで、TBありがとうございました。

Posted by: にら | November 04, 2006 12:46 AM

アイラが持っていた小さな星条旗は覚えていますが、フレームアウトしたことまでは気付きませんでした。
ともあれ、今に通じるアメリカ政府=ブッシュ批判が背景にあることは間違いないと思います。
とするならば、続いて登場する「硫黄島からの手紙」は何を軸に描いているのか、期待とともに不安が募ったりもします。

Posted by: nikidasu | November 04, 2006 01:59 AM

こんにちは TB有難うございました。
”星条旗”の扱い方からこの作品の監督や製作者の映画に込めた”思い”への洞察力の深さに感服致しました!
先住民の血をひくアイラの事をかなりの比重で描いていた謎も、こちらの記事を読ませて頂いて納得がいったような気がします。
原作者の”父親”がそうであったように、この映画も全体の成り行きを静かに見つめる視点(色々な思いは深くとも)だったように思います。

Posted by: マダムS | November 04, 2006 08:22 AM

>にらさま

なるほど『アウトロー』ですか。気がつきませんでした。最終的には国や公より個人を大切に思っているのが、西部劇のヒーローとして出発したイーストウッドのイーストウッドたる所以かもしれませんね。

>nikadasさま

この映画からブッシュ批判を感じたのが私だけではないと分かって心強いかぎりです。『硫黄島からの手紙』は、イーストウッドが日本軍をアラモと見るのか、ウンデッドニーと捉えるかで、だいぶ変わってきそうですね。私も期待と不安が相半ばしています。

>マダムSさま

このエントリ、全体が私の誤読ではないかと冷や冷やしながらアップしました。おっしゃるように、激しい戦闘や銃後の熱狂シーンにもかかわらず「静かに見つめる視点」が印象的でしたね。

Posted by: | November 04, 2006 01:25 PM

アイラが握っていた、あの小さなくしゃくしゃの星条旗がどうなったか、もう一度観て確かめたいと思います。私の記憶も曖昧です。

星条旗を掲げる瞬間の写真は、本作の中で様々に形を変えながら、何度も何度も登場していました。彼らはいささかも英雄ではない、ということを逆説的に浮かび上あがらせるためだったのかな、なんて今は思うのですが、いずれにせよもう一度観て判断したいと思います。

Posted by: [M] | November 06, 2006 12:01 PM

私には、画面には映っていないけれど、次の手の動きは星条旗を捨てる、と見えましたが、確信はありません。

私はこのシーンと、硫黄島へ向かう輸送船のなかで軍曹がライターでぼっと火を灯し、それを見つめている場面にぐっときました。こういうさりげないショットが映画の陰影を深くしますね。

Posted by: | November 06, 2006 11:27 PM

作られた英雄たちに熱狂する国民、苦悩する兵士たち・・・なかでもアイラのマイノリティーとしての苦悩はやり切れませんでした。とあるところでは生粋のアメリカ人と称され、とあるところでは侮辱される。

エンドロールで出てきた写真が、本人とそっくりだったことにお驚きでした。

TBさせていただきます~

Posted by: カオリ | November 07, 2006 01:40 AM

私も最初、エンドロールの写真はロケで撮られたスチールかと。人も風景も(アイルランド・ロケらしいですね)、史実にこだわる姿勢に共感を持ちました。

カオリさんが注目した「ストロベリークリーム」はすごいショットでしたね。あの「血の色」は記憶に残ります。

Posted by: | November 07, 2006 09:56 PM

家族を引き連れて2度目鑑賞致しました。
アイラの手にあった小さな星条旗のゆくえを今度は気をつけて見て来ました(笑)
畑にいながらすぐ出せるポケットにいつもあの星条旗を忍ばせているアイラ・・恐らく記念写真を頻繁にせがまれている事が伺え、一応作り笑顔はするもののかなりこわばった表情、お礼の小銭を渡し「英雄と一緒の写真だぞ!」とはしゃぐ家族が立ち去った後に、更に仲間にキツい冗談を飛ばされて、もう絶望というか空虚感が漂う苦悩の表情で一度星条旗を見つめて”だらん”と手をおろす。フェードアウト。
胸から上のショットなのでやはり手の先までは画面には映りませんが、最初に出す時にすでにくしゃくしゃだった星条旗が 彼にとっては小銭稼ぎ以外にはもう何の意味も持たない事を示してましたよね~
その”だらん”と”くしゃくしゃ”だけで、彼が星条旗に敬意を払ってない様子、祖国であるはずのアメリカへの絶望を表現したのだと私は感じました。

Posted by: マダムS | November 10, 2006 09:02 AM

再見してのコメント、ありがとうございます。

そうでした。私もディテールまで思い出せずに書きましたが、その通りだったと思います。「だらん」と「くしゃくしゃ」の描写があれば、星条旗をどうしたかを描かなくてもイーストウッドのメッセージは伝わりますね。

軍曹がぼっとライターに火を灯して呆然と見つめるショットもそうでしたが、こういうさりげないショットにこそ映画のリアリティがありますよね。

Posted by: | November 10, 2006 11:45 AM

こんばんは、『明日へのチケット』の記事とあわせて、
『硫黄島からの手紙』の記事も一般公開が待ちきれずに拝見しました。
見方は人それぞれ違うはずですが、『父親たち~』と同レベルの作品を
期待するのはあまり良くないようですね。
私も『硫黄島~』の脚本はポール・ハギスでない点がかなり引っかかっていました。
『父親たち~』の一筋縄ではいかない脚本と同レベルのものを
期待するのも少し無理があるのですが。

何となくなのですが、『父親たち~』と『硫黄島~』の間に、
ケン・ローチの『麦の穂をゆらす風』をはさむと収まりがいいように思えてきました。
『麦の穂~』は『硫黄島~』と同じく「敵国」側の視点から描いた作品なのですが、
作品にかける思いはイーストウッドに負けず劣らずのものだったと思います。

Posted by: 丞相 | November 18, 2006 11:13 PM

私も『硫黄島からの手紙』をかなり悪い環境の試写で見たので、もう一度、劇場で見てみるつもりです。ただ、脚本の差は歴然とあると思いました。

なるほど、『麦の穂をゆらす風』ですか。イギリスでは敵側の視点で描いたということで批判する声もあるようですね。明日、見に行くつもりです。

Posted by: | November 19, 2006 10:43 AM

TBありがとうございました。
こちらからもTBさせていただきます。
アイラ・ヘイズが手に持っていた小さな星条旗の行方、知りたくなりました。
「硫黄島~」も見に行こうと思ってます。
イーストウッドが日本軍をどう描いたのか、興味津々。

Posted by: bossa | November 27, 2006 04:56 PM

『硫黄島~』の感想は新しいエントリで書きましたが、元パン屋の兵士(二宮和也が抜群にいい)が『父親たち~』のアイラ・ヘイズに対応したキャラクターに設定されています。

彼の目に映るラストシーンが印象的でした。ぜひご覧になってください。さすがイーストウッドです。

Posted by: | November 28, 2006 10:16 PM

先週末に二度目を鑑賞してきました。
すでに書かれている方がいらっしゃったので割愛しますが、アイラが握りしめた星条旗が意味するところが、一度目よりも身にしみました。

「硫黄島~」に関してはこれからですのでまだ読ませていただいておりません。
にもかかわらず、本日書店で立ち読みした「新潮」における中原昌也氏の新連載をうっかり読んでしまいました…
ともあれ、鑑賞後にまたコメントさせていただきます。

Posted by: [M] | December 08, 2006 07:25 PM

私ももう一度『硫黄島』を見に行こうと思っています。

一昨日、TVで『ミリオンダラー・ベイビー』をやっていたのでつい見てしまったのですが、闇を闇として撮るトム・スターンの画面は何度見ても素晴らしいですね。この2部作も、彼のカメラの力によるところが大きいと改めて感じました。

Posted by: | December 09, 2006 02:54 PM

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