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November 07, 2005

「ドイツ写真の現在」展

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写真展「ドイツ写真の現在」(東京国立近代美術館、12月28日まで)を見た。いろいろ感じることがあったけど、腱鞘炎なのでメモだけ。

今のドイツ写真の源であるベッヒャー夫妻の作品を大量に直に見ることができた。プリントが美しい。その後の若い写真家の仕事が、ベッヒャー夫妻の対象とのクールな距離感を引き継いでいるのがよく分かる。

ティルマンズなど既に知られている写真家は別として、初めて見てうなったのはロレッタ・ルックスの子どものポートレート(写真)。彼女の撮るポートレートは、どの子どもも無垢と空虚がないまぜになったような無表情をしている。デジタル操作をして顔と体のプロポーションを微妙に変えていることも、そんな感じを強調している。東ドイツ出身という彼女の子供時代が想像できるような作品群。

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Comments

はじめまして。トラックバックありがとうございました。
未だブログそのものに慣れていず、この記事も届くのやら位のところですが、なにか手違いがありましたらご指摘下さい。今後ともよろしくお願いいたします。
 ドイツの写真展の記事拝読。専門的な内容に感服しました。わたしもご覧のように書いてみましたがボキャブラリー不足を痛感しています。やはり全体として洋の東西あるいは民族性の差異は当然ですがあって、無い物ねだりではないですがあのガンとした強さにはやはり圧倒されましたね!。どこであの強さを手に入れようかなどと思っています。

Posted by: drawai8 | December 06, 2005 at 02:50 PM

>drawai8さま

コメントありがとうございます。写真関係のブログはそんなに多くありませんから、drawai8さんの活躍を楽しみにしています。

なお、私はトラックバックしていませんので、どなたか他の方(「anotherworkの日記」さん?)のものと思います(このコメントを書くときにトラックバックしました)。

Posted by: | December 07, 2005 at 04:16 PM

雄 様 でいいのでしょうか? 今 帰宅して開いたところですが、「anotherworkの日記」さんのだとか?何か今だハッキリしませんが、いずれにしてもよろしくお願いいたします。わたしもジャズが好きですので貴ブログゆっくり拝見します。ありがとうございました。

Posted by: drawai8 | December 07, 2005 at 05:29 PM

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» ドイツ写真の現在 [anotherworkの日記]
1989年秋にベルリンの壁が崩壊し東西が再統一されて以来、ドイツは今までにない変革期を迎えた。それまで、行き交うことがなかった西側の民主主義文化と東側の社会主義文化が融合し、全く新しい文化が生まれたのだった。 今回の展覧会は、その新しい「ドイツ」で生まれているドイツの写真を、「現実」にたいしてさまざまなアプローチを試みている十人の作家たちによって紹介するというもの。 実際に「ドイツ写真の現在― かわりゆく「現実」と向かいあうために」を観てきた感想としては、まず個性豊かな十人の作家がそれぞれ全く異... [Read More]

Tracked on December 04, 2005 at 11:53 PM

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