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November 20, 2005

「江戸料理を楽しむ会」

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「江戸料理を楽しむ会」に行った。

この会は江戸料理研究家の原田信男さんと大塚の料理屋・なべ家が協力してやっているいる会で、今回が2回目。江戸時代に多数出版された料理本のレシピをもとに料理を再現している。懐石のように洗練されていない、中層の武士・町人が食べたものらしい。

写真は左下から時計回りに、
「吸物 べた汁(具は細切りのゆず)」
「膾(なます) 赤貝うに和え」
「焼物 雉子焼(カジキマグロを雉子ふうに味付けて焼いたもの)」
「猪口 蟹・栗・銀杏」

メニューは他に、
「座付 江ノ嶋最中(先付け。まず最中やあんころもちなど甘いものでお腹をふくらませてから料理を食べた。江戸の人は、みんな腹を空かせていたんですね)」
写真の4品の後、
「刺身 掻鯛(芥子をつけ、醤油でなく梅と酒を煮詰めたたれで食べる)」
「煮物 箏羹(乾し筍、寒天などの煮物)」
「鍋 寄せなべ(具は鯛、蒲鉾、クワイ、三つ葉。最後に雑炊)」
「菓子 玲朧豆腐」

器もすべて江戸時代のもの。なべ家のある大塚三業地は、今でもその風情の残る一角。

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