「郵政民営化」論の背後
ニュースサイト「日刊ベリタ」に、毎日新聞が没にした平野貞男前参院議員の原稿が掲載されている。このサイトは有料だから引用は控えるけど(けっこう面白いニュースが掲載されてます)、一言で言えば、小泉首相の郵政民営化論は「私憤や利権」から発しているという内容。
若き小泉純一郎が仕えた福田赳夫と田中角栄とで佐藤栄作後継を争った「角福戦争」で福田が負けた背景には、角栄が特定郵便局を倍増したことがある、と平野は指摘している。また「郵貯・簡保改革」の背景についても言及している。
この原稿をなぜ毎日新聞が没にしたのか、平野氏に理由の説明はなかったというけれど、きれいごとの背後の的を突いていたからかもしれないな。
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