山口百恵の「夜へ…」
山口百恵の「夜へ…」という歌が、ずっと気になっていた。
昔、相米慎二が日活ロマンポルノのためにつくった『ラブホテル』(好きな映画です)のなかで、とても効果的に使われていた。石井隆(脚本)の「名美」シリーズの一本で、名美(速見典子)が男から逃げて(だったか?)乗るタクシーのなかで流れていた。「♪夜へ…夜へ…」というリフレインが耳に残っている。
この曲が入った「A Face in a Vision」をレコード店で見かけて、ふっと買ってしまった。シングル・カットされた曲としては「美・サイレント」が入っている。
作詞・阿木耀子、作曲・宇崎竜童、編曲・萩田光雄の黄金トリオ。「♪修羅 修羅 阿修羅」「♪落花 落花 快楽」と、全編に阿木耀子らしい言葉が重ねられている。ジャズふうなピアノとウッドベースに伴われて、百恵の声が深い夜の底へと降りてゆく。いま聴いても、やっぱり魅力的。
僕にとっての山口百恵のベスト1は「イミテイション・ゴールド」(ドーナツ盤を持っているのが、ささやかな自慢)だけど、「夜へ…」もベスト5を選べば入ってきそうだ。

Comments
この曲、この映画大好きです。TBさせていただきました。
Posted by: しばいぬ | September 13, 2005 08:33 PM
>しばいぬさま
買ってから頻繁にかけてます。この曲、聴けば聴くほどいいですね。
映画も10年以上前に見たきりですけど、もう一度、見たいものです。
Posted by: 雄 | September 15, 2005 09:20 PM