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December 08, 2004

白川勝彦さん、職質を受ける

元自民党の国会議員で国家公安委員長も務めた白川勝彦さん(現在は弁護士)が、渋谷の道玄坂で4人の警察官に取りかこまれ、執拗な職務質問を受けた体験を細かにHPに記している。その日、風邪で寝ていた白川さんは「むさい格好」をしていたというが、4人(渋谷署の警察官)が数十分にわたって白川さんを取り囲んで逃げられないようにし、ポケットの中を見せろと、ズボンの上から白川さんを触った。

これはむろん違法で、白川さんは最後には渋谷署まで行き、身分が判明したのち元国家公安委員長として(?)こんな職務質問を行ってはならないと説諭するのだが、その経緯から「このような職務質問が一般的かつ日常的に行われていることの証拠」と結論づけている。「忍び寄る警察国家の影」と題されたこの長文のレポート、読み物としても、またこういう場合どう対処したらいいかという「実用」としても、そして「熱烈な自由主義者」白川勝彦の考えを知る上でも興味深い。白川さんも心配するように、今のこの国はかなりやばいところまで来ている。一読をお勧めします。

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